SIMフリーで販売しているモデルとしてはハイスペックなのと私が購入したときは安かったのでHuawei P20を買いました。それではHuawei P20のレビューを書いていきます。
Huawei P20
Huawei P20 Proとの違い
望遠のカメラがない点、またカメラのセンサーが違いセンサーサイズも違うので当然写真の画質も違います。
ディスプレイがHuawei P20 Proでは液晶ではなく有機ELを採用しているのでその部分も違います。サイズも約5.8インチと約6.1インチとなっていてHuawei P20 Proの方が大きなディスプレイを搭載しています。
メモリー容量も4GBと6GBとその部分でも差が着けられています。
防水の等級がIPX3とIPX7で違いますので本格的な防水はHuawei P20 Proのみです。Huawei P20は飛沫防水なので本格的に濡れる状況には対応していません。
ドコモのモデルだけですがFeliCa(おサイフケータイ)に対応している部分も人によっては大きな違いでしょう。バンドの違いもドコモ版ですとあります。
違いと言うにはちょっと微妙かも知れませんが日本ではHuawei P20 Proはドコモ専売モデルでHuawei P20はSIMフリー向けの販売チャンネルなのでそういった部分の差もあります。
スペック
メーカー | Huawei |
---|---|
カラー | ミッドナイトブルー、ブラック、ピンクゴールド |
OS | Android. 8.1 Oreo / EMUI 8.1 |
カメラ | リアカメラ RGBセンサー 1200万画素 F1.8 リアカメラ モノクロセンサー 2000万画素 F1.6 像面位相差+コントラスト+レーザー+デプスAF フロントカメラ 2400万画素 F2.0 |
サイズ | 約149.1×70.8×7.65mm |
重さ | 約165g |
ディスプレイ | 約5.8インチ 2244×1080 FHD+ 18.7:9 TFT |
SoC | Huawei Kirin 970 +i7 コプロセッサ オクタコア |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 3400mAh |
急速充電 | Huawei SuperCharge(5 A/4.5 V or 4.5 A/5 V)、Huawei QuickCharge(9V/2A)、USB PD |
対応周波数 | FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/ 20/26/28/32 TDD-LTE Band 34/38/39/40/41 3G Band 1/2/4/5/6/8/19 TD-SCDMA Band 34/39 GSM 850/900/1800/1900MHz |
VoLTE | SoftBank VoLTE対応 |
同時待ち受け | LTEとLTEの同時待ち受けに対応 |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
Blutooth | 4.2 with BLE (aptX/aptX HD/LDAC/HWA 対応) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
指紋センサー | 搭載 |
USB | USB Type C USB3.1 |
防水 | IPX3 |
センサー | 加速度センサー、コンパス、ジャイロセンサー、環境光センサー、 近接センサー、HALLセンサー、気圧センサー、色温度センサー、 レーザーレンジングセンサー、赤外線リモコン |
付属品 | USB-C ハイレゾイヤホン、USB-C to 3.5 mm ヘッドフォンジャックアダプタ、保護ケース、ACアダプタ、USB Type-C 2.0ケーブル、 クイックスタートガイド |
パッケージ
Huaweiのはセキュリティシールではなくて未開封だとビニールでパッケージが覆われた形になっています。
パッケージを開けて直ぐにHuawei P20が見えて来ます。Huaweiはハイエンドモデルではパッケージを開けて直ぐに見える様な梱包を貫いているようです。
スマートフォンが収まっていた紙の台を退けるとSIMピンやソフトケース、説明書などが収まった箱が見えて来ます。
一番下の段にはACアダプターやUSBケーブル、イヤホン、イヤホンジャックアダプターが箱の中で暴れないように区切られて収められいます。
付属品
パッケージの部分でも書いた通り付属品はソフトケース、ACアダプター、イヤホン、USBケーブル、イヤホンジャックアダプター、説明書(クイックスタートガイド)が付属しています。
イヤホンはHuawei P20にはイヤホンジャックが搭載されていないので端子がUSB Type Cの物が付属されています。
ケース
Huaweiが付属するケースは付属品としてとても出来が良いです。電源ボタンや音量ボタンをしっかりと覆い、また、透明度も高く更に背面が張り付かない様に細かい凹凸がつけられています。
外見
表面には出荷時に画面を保護するフィルムとその下にフィルムが貼られていて二重になっています。
割りと際の方まで貼られているので取り敢えずそのまま使っても問題ないでしょうか。
裏面のフィルムにはSIMの入れ方などが書いてあり、説明書ではなくて絶対に見る位置にそういった説明が書いてあるのはトラブルが減りそうで良いと思います。
今回私が購入したのはピンクゴールドとなります。ミッドナイトブルーも良いなと感じていましたがこのところずっと青系のカラーを買っていたので偶には違った色が良かったのでこちらにしました。
ピンクゴールドは基本は淡い感じのピンクで光の当たる角度で部分的に白っぽい感じになったりします。
カメラは形状はiPhone Xを真似した感じの2つのカメラがまとまって飛び出した形状をしています。
フレームは光沢感が強いタイプですが若干鏡面ではなく、少し凹凸があります。下部はイヤホンジャックがないのでUSBポートとスピーカーと左右対称な形状をしています。
左側はSIMスロットのみ、右側は音量ボタン、電源ボタンと言った配置になっています。電源ボタンはHuaweiお得意のオレンジをワンポイントで入れた物になっています。
プリインストールアプリ
プリインストールのアプリはそこそこ有りますがほとんどのアプリがアンインストール出来るのでそれ程嫌という方は少ないでしょう。
今回からAmazon Assistantとウイルスバスターがプリインストールされる様になっています。
メモリー、ストレージ
実用上4GBと6GBではさほど差は出ませんがメモリーを多く消費する様なアプリを複数起動すると最初のアプリに戻っても落ちてないなどの違いが出ます。
初期状態(スクリーンショットはあり)ではこんな感じの空き容量です。
Huawei P20はmicroSDスロットが搭載されていないのでストレージを増やす事は出来ませんが128GB有るので大概の人は十分に足りる容量だと思います。
また、microSDカードと違いストレージはUFSなので高速です。
おすすめの初期設定
Androidを使っている方はドロワーが便利だと思って使っている方が多いと思うのでHuaweiのホームアプリ表示するように設定出来ますので変更箇所を書きます。
「設定」→「画面」→「ホーム画面のスタイル」で変更する事が出来ます。
個人的にはナビゲーションバーの方が使いやすいので標準のまま変えていませんが指紋センサーに操作を割り当てる機能やナビゲーションキーを表示して操作を割り当てる機能が有ります。設定箇所は「設定」→「システム」→「システムナビゲーション」です。
またこれは結構便利だと思う機能を使うとモーションコントロールの持ち上げて端末起動と顔認証のダイレクトロック解除を共に有効にすると持ち上げるだけで端末が起動し、顔認証されシームレスに使えます。
設定する場所はそれぞれ端末起動が「設定」→「スマートアシスト」→「モーションコントロール」→「持ち上げる」でダイレクトロック解除は「設定」→「セキュリティとプライバシー」→「顔認証」の箇所で設定が行なえます。
Huaweiの機種は初期状態だとキャリアがステータスバーに表示され通知の標準領域が減り不便です。
設定でこちらは非表示に変更する事が出来ます。また、通信速度をメーカー純正の機能で表示する事も出来ます。
「設定」→「アプリと通知」→「通知とステータスバー」で変更が可能です。
スリープまでの時間は初期設定ですとかなり短い数値になっているので自分の好みの長くした時間に変更すると使いやすいです。
設定できる場所は「設定」→「画面」となります。
この辺はホントに好みですが表示モードを変更すると表示される情報量を増やしたり、UIのサイズを大きくして見やすく出来ます。それとは別にフォントのサイズも変更出来るのでより好みの表示設定に変更する事が可能です。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
総合スコア | 207737 |
---|---|
CPUスコア | 72999 |
GPUスコア | 76249 |
UXスコア | 46387 |
MEMスコア | 13106 |
Geek Benchmark
シングルコアスコア | 1874 |
---|---|
マルチコアスコア | 6652 |
参考ZenFone 5Z (Snapdragon 845)
Antutu Benchmark
総合スコア | 265354 |
---|---|
CPUスコア | 91677 |
GPUスコア | 106939 |
UXスコア | 57266 |
MEMスコア | 9472 |
Geek Benchmark
シングルコアスコア | 2447 |
---|---|
マルチコアスコア | 9018 |
動作
ベンチマークの数値からも分かる通りSnapdragon 845と比べると性能的には見劣りする感じがあります。だからと言って前世代のSnapdragon 835よりは動作はよく感じます。
電池持ち
Huawei P20の電池持ちは若干悪いかなと言う感じです。私が入れたアプリのせいかも知れませんがスリープ時の電池持ちが悪く1時間に1%を超えて電池消費をします。
使用時はモバイル環境で条件が悪い場合で1時間に16%程度減ります。Wi-Fi環境で軽い使い方なら10%程度の減り方です。
まだちゃんと計測できていないのでもう少し正確にわかったら追記します。
ネットワーク
今回もY!mobile、docomo、UQ Mobileで試しました。
試したところ通信は全てで行えました。auには対応していないとメーカーのページには書いて有りますが実際は通信のみでしたら可能です。
音声通話はau VoLTEに対応していませんので発信中のまま繋がりません。また、Huaweiの機種でauの回線を使うとデータが通らない事が有るのであまりおすすめでは有りません。それでもCAを切ると比較的安定します。
Y!mobileのVoLTEには対応しているので3Gに落ちる事なく通話が可能で同キャリア間では高音質な通話が出来ます。
ドコモでは対応とも書いてなかった通りVoLTEは使用できず3Gでの通話になります。
DSDVですがY!MobileしかVoLTEが使えないのであまり利点はありませんがY!MobileのVoLTEとUQ モバイルのデータ通信を併用できたりします。
まとめ
Huawei P20 LiteとHuawei P20 Proに挟まれていて影が薄い感のあるHuawei P20ですが性能の部分ではさほどHuawei P20 Proと変わらず、カメラもHuawei P20 Proには負けますがスマートフォンのカメラとしては上位の方なので販売チャンネルの違いも有りますしHuawei P20も良いと思います。
Huawei 5.8インチ P20 SIMフリースマートフォン ブラック【日本正規代理店品】
コメント
初めまして、いつも楽しみに拝見しております。
記事を参考にし、HUAWEI P20 ピンクゴールドを購入したのですが・・・
背面右下のCEとゴミ箱に×がついているマークってフィルムでしょうか?? どうやって剥がすのかご存知でしたら教えて頂きたいですm(__)m
何時もブログをご覧いただきありがとうございます。
お尋ねのCEマークやWEEE指令マークは本体に刻印されているの物なので剥がす事は出来ません。
残念ながら、期待に添えず申し訳ないです。
刻印だったんですねσ(^_^;
一生懸命剥がそうとしてました。
もう1点気になってるんですが・・・背面のガラスとメタルフレームの間ってプラスチックが見えてますよね?
HUAWEIの製品ページではガラスとメタルのシームレスを謳ってるんですが・・・すごく安っぽく感じませんか???
確かに背面のガラスとアルミフレームの間にはプラスチック部分があります。
上位モデルのHuawei P20 Proではないのでそういった部分が気になるなら日本ではドコモ専売ですがHuawei P20 Proの方がよろしかったと思います。
個人的にはプラスチック部分が太めなのは多少気になりますがハイエンドモデルとしては安めな価格な事もあり仕方がないと思います。
内容とは異なるんですが、ステータスバーに2ccや850MHzとあるのですがどのように出すかご教示お願いできますでしょうか?
こんにちは
コレは「NetMonitor Cell Signal Logging」と言うアプリになります。
Android 7.0 Nougat以降のスマートフォンで今掴んでいるバンドなどが見られます。
キャリアやバンドがおかしい表示になる時もあるので参考程度になりますが実際に掴むバンドが確認できます。
ありがとうございました。参考にさせて頂きます
すみません「NetMonster」と言う名前でした。
他のアプリと混同してしまい誤った回答を行い申し訳有りません。