物理キーボード端末を購入したら移動中のブログ記事作成が楽になるかと思い購入してみました。
携帯電話でQWERTYを搭載のものは今まで使った事がないのでそういった視点でのレビューになります。
ソフトウェアのQWERTYに比べてミスが減る
ソフトウェアキーボードで画面の位置が移動しない
イヤホンジャックがある
Snapdragon 660の十分な性能
大容量のメモリー6GB
質感の高いボディ
au VoLTE対応
DSDV対応
人によると思うがそこまで入力が速くはならない
組み合わせでの入力になるキーの多さ
キーボードなどの為大きさの割に画面が小さい
ベゼルが太い
docomo VoLTE、Y!Mobile VoLTEに対応しない
便利キーと電源ボタンを押し間違える
防水には対応しない
BlackBerry KEY2 Silver(BBF 100-8)
スペック
メーカー | BlackBerry(TCL) |
---|---|
カラー | Silver、Black |
OS | Android. 8.1 Oreo |
カメラ | リアカメラ 広角 1200万画素 f2.0 リアカメラ 望遠 1200万画素 f2.0 フロントカメラ 800万画素 f2.2 |
サイズ | 151.4 x 71.8 x 8.5 mm |
重さ | 160g |
ディスプレイ | 4.5インチ 1620 x 1080 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 660 オクタコア |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 64/128GB |
バッテリー | 3500mAh |
急速充電 | Quick Charge 3.0 |
対応周波数 | FDD-LTE Band 1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/ 20/26/28/32 TDD-LTE Band 38/39/40/41 3G Band 1/2/4/5/6/8/19 |
VoLTE | au VoLTE対応 |
同時待ち受け | LTEとLTEの同時待ち受けに対応 |
SIMスロット | nanoSIM×1(Black)、nanoSIM×2(Silver) |
Blutooth | 5.0 Low Energy(LE)and EDR |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
指紋センサー | 搭載 |
USB | USB Type C |
付属品 | USBケーブル、ACアダプター、保証書、クイックスタートガイド、イヤホン |
BlackとSilverの違い
BlackとSilverの違いは3つです。まず1つ目は色の違いです当たり前ですが一応書いておきます。
2つ目はストレージの容量です。128GBと64GBで違っています。
最後に一番大きな違いだと思う。シングルSIMかデュアルSIMであるかの違いです。
これは機能とは違うので含めませんでしたが価格が1万円ていど違うのも違いと言えば違いでしょう。
パッケージ
パッケージの表面加工も凝っていてなかなかいいパッケージだと思います。
スリーブを外すと箱の本体が見えてきます。
BlackBerryのロゴの型押しまでされています。
箱を開けるとすぐにBlackBerry KEY2 が見えてきます。
付属品
SIMピン、USBケーブル、ACアダプター、保証書、クイックスタートガイド、イヤホンが付属品です。
一通り揃っていますがフィルムやケースもあるとなお良かったです。
外見
ブラックとシルバーのコントラストが目に眩しいです。
写真だとそこまで分らないと思うので補足するとキーボード周りのシルバーの部分はプラスチックで他の部分についてはアルミです。
裏面のフィルムには SIMカードについて書かれています。
背面のフィルムを剥がすとラバーコーティングで覆われた背面が見えてきます。
ロゴのシルバーとの対比が格好よくまた、ラバーコーティングの手触りもよく持っていて気持ちいいです。
USBポートが中央に見える位置にあるのも好ましいです。スピーカーの穴が綺麗に線対称になっているのも好きです。
電源ボタンと便利キーの位置が隣接しているので押し間違えやすいとは思いますが、電源ボタンはギザギザの加工がされていて押し間違いが少なくなる様な工夫がされています。
背面のデュアルカメラは少し飛び出しているのでケース無しで使うのは不安です。
SilverはデュアルSIMなので2枚SIMカードが入ります。画像を見て分かる通り2枚目のSIMスロットはmicroSDカードと排他です。SIMスロットも金属で出来ていて好ましいです。
ちょっとSIMスロットの取り出しが硬いのが気になります。
ストレージ、メモリー
スクリーンショットがあるので厳密には初期状態では有りませんがほぼ開封時の状態でこの程度のストレージ使用容量です。64GBのSilver版でこれだけ空いています。
ストレージに余裕が物凄くある訳ではないのである程度考えて使わないと足りなくなるとは思いますが十分な容量です。SIMカードを1つしか入れられなくなりますがmicroSDカードを買って入れても良いでしょう。
初期状態なので実際に使う時よりはメモリーを使いませんが6GBと大容量なのでかなり余裕があることが分かります。実際に使っていてもアプリが落ちづらく感じます。
キーボード
キーピッチの割に打ちやすくいいキーボードだと思います。
キータッチは押し間違いを防ぐ為だと思いますがちょっと重めでサクサクと入力するには押す力がいります。
サイズから制約で仕方がないですがBackspaceキーが一番右上ではなくPの下なのでなれるまで間違ってPを押してしまうミスが多いです。
ちなみにこの記事は7割程度BlackBerry KEY2で書きました。
AquaMozc for BlackBerry
標準の日本語入力ソフトだと変換やキーレイアウトがイマイチだったのでAquaMozc for BlackBerryを入れました。
こちらは有料のソフトでandroidのアプリとしては高めの価格ですが入力効率がかなり変わるのでBlackBerry KEY2を購入した方には導入を強くおすすめします。
アプリのレビューではないのでそこまで詳しくは書くつもりはないですがCtrl キーのショートカットが使えたりカーソル移動がキーボードで行えたりと言った部分がかなり便利で入力の効率化に繋がります。
また、地味ですが変換候補を画面の下側に表示出来るので変換をタッチで選ぶのも楽です。
初期の状態だと若干変換語句に不満が有りましたがTwitterで開発者様に辞書を教えて貰い入れたところGoogle日本語入力には劣りますがかなり不満がないレベルになりました。
ソフトウェア
そこそこ独自の機能があるので気づいた部分だけざっと紹介します。
まず、第一に便利なのはキーボードでスクロールが可能な機能です。
トラックパッドの様にキーボードの表面を撫ぜるとスクロールが可能です。上手く働かない場面も多いですがこの機能はいいなと思います。
「スピードキー」との組み合わせでアプリをどの画面からも起動できるのはランチャーとして便利なんじゃないかと思います。
「便利キー」でアプリの起動や電話を掛けたり、メッセージを送ったり、ショートカットを実行したり出来ます。この機能は特定のBluetoothやWi-Fiに繋がった時には実行する機能を変えることも可能です。
採用するスマートフォンが減った画面をダブルタップでスリープを解除する機能も乗ってます。搭載するスマートフォンが多いですがアンビエント表示もあります。
大体のスマートフォンに搭載されている気がしますがディスプレイの色温度を変更する機能も載っています。私は画面がちょっと黄色く感じたので少し青くしています。
「BlackBerry Hub」というSNSやメールなどを統合的に見れるアプリも有ります。
「生産性タブ」では画面の端から瞬時に起動し、予定を見たり、メールを読んだり、連絡先を確認したり、ウイジェットを置くこともできます。
「Locker」というアプリやファイルにパスワードを掛けられる機能もあったりします。
「電源センター」ではバックグラウンドでアプリが自動的に起動しないようにも設定可能です。
パスワードマネージャーなんかもあり、パスワードはGoogle Driveにバックアップ出来ます。
ネットワーク
上にも書いた通りau VoLTEには対応していますがdocomo VoLTE、Y!Mobile VoLTEは対応していません。
au VoLTEとは違って3Gに切り替わる程度でそこまでデメリットが有る訳では ないですが同じ会社間で高音質な通話が利用できるメリットがVoLTEには有ります。
ビックカメラの商品説明ではDSDS(3GとLTEの同時待ち受け)と表記されていましたが実際に試したところDSDV(LTEとLTEの同時待ち受け)に対応しています。
これはau VoLTEに対応しているのでau系のSIMを使う時DSDSのスマートフォンと違ってau側をデータにしなくていいという大きなメリットが有ります。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
総合スコア | 140992 |
---|---|
CPUスコア | 65168 |
GPUスコア | 30434 |
UXスコア | 38435 |
MEMスコア | 6955 |
Geekbench
シングルコアスコア | 1620 |
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マルチコアスコア | 5830 |
動作
Snapdragon 660搭載とミドルレンジくらいのSoCなので動作が微妙ではないかと心配する方もいると思いますがSnapdragon 820レベルの性能が有りますので動作はすこぶる快適です。
まあ最新のSnapdragon 845に比べると当然劣りますがスクロールやアプリの起動速度など大概の人は動作に不満を感じる事はないと断言できます。
キーボードが魅力のこのスマートフォンでゲームをガンガンやりたいと言う方は少ないと思いますがそういう用途には十分動くとは思いますがあんまりオススメ出来ません。
まとめ
当たり前ですがこのスマートフォンの購入をオススメするのはキーボードを重視する方です。
当然キーボード自体の小ささからくる数々のデメリットは有りますがサイズの割にとても打ちやすく購入してよかったと思える一品です。
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コメント
質問です。
simを2枚さして、1枚はiijmioで通信のみ。もう1枚はdocomoで通話のみという設定は可能ですか?
ドコモがXi契約でしたら問題なく使えると思います。
ドコモがFOMA契約の場合は手元にないのでは断言出来ませんが他の方が使えると言っているので使えるみたいです。
ご回答ありがとうございました。
もう1つ質問をお願いします。
現在、privを使用中なのですが、キーが固くて使い辛いなーと感じています。9900のキータッチは最高だったのにと思っています。
今回のkey2のキータッチはどのような感じでしょうか?privっぽいのか9900っぽいのか。。
よろしくお願いします。
BlackBerry Priv、BlackBerry Bold 9900共に持ってないので比べては分かりませんがあんまりキータッチは軽い感じではなく、はっきり押さないといけない感じです。