去年iPhone XS MaxとiPhone XRを購入してiPhone 11 Pro Maxだと大きい、重いなと思いましたのでiPhone 11 Proを購入しました。
正直3D Touchが全機種で無くなったのでiPhone XR後継のiPhone 11でも良いかなと思いましたが機能的に見劣りする部分が有るのでiPhone 11 Proにしました。
参考 「iPhone XS Max」レビュー Antutuベンチマーク・評価
iPhone 11 Pro
スペック
OS | iOS 13 |
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カラー | ゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーン |
SoC | Apple A13 Bionic |
ディスプレイ | 5.8インチ 2,436 x 1,125 有機EL 広色域ディスプレイ(P3)、触覚タッチ、最大輝度800nt(標準)、最大輝度1,200nt(HDR)、耐指紋性撥油コーティング |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64/256/512GB |
カメラ | リアカメラ 超広角(1/2相当) 1,200万画素 F/2.4 120°視野角 リアカメラ 広角 1,200万画素 F/1.8 リアカメラ 望遠(2倍相当) 1,200万画素 F/2.4 デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠)、True Toneフラッシュ フロントカメラ 1,200万画素 F/2.2 自動手ぶれ補正 |
サイズ | 高さ144.0mm 幅71.4mm 厚さ8.1mm |
重さ | 188g |
バッテリー | 3,046mAh |
急速充電 | USB PD |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi‑Fi 6 2×2 MIMO |
対応周波数 | GSM 850/900/1800/1900MHz
3G 850/900/1700/2,100/1,900/2,100MHz CDMA EV-DO Rev. A 800/1900MHz FDD‑LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/21/ TD‑LTE Band 34/38/39/40/41/42/46/48 4×4 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE |
SIMスロット | nano-SIM×1 eSIM×1 |
同時待ち受け | DSDS |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
USBポート | Lightning |
センサー | Face ID、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、気圧計、環境光センサー |
Apple Pay(FeliCa) | 対応(予備電力機能付きエクスプレスカード) |
防塵/防水 | IP68(最大水深4メートルで最大30分間) |
付属品 | EarPods with Lightning Connector、USB-C – Lightningケーブル、18W USB-C電源アダプタ、マニュアル |
パッケージ
Apple製品と言うと白いパッケージのイメージがありますがiPhone 11 Proでは黒いパッケージになりました。
また、iPhone XS MaxなどではパッケージのiPhoneは表面を向いていましたが、iPhone 11 Proのパッケージでは背面を写す様になっています。
やはり、3つのカメラをアピールしていると言う事でしょうか?
背面も黒に変わっていますが記載されている内容は今でと特に変わりないようです。
実際のiPhone 11 Pro自体も背面を上にした状態で入っており、パッケージと統一した感じでしょうか。
付属品
USB PD対応ACアダプター、USB Type C to Lightningケーブル、イヤホン、SIMピン、説明書などが付属しています。
USB Type C to Lightningケーブルのケーブルに変わったのでPCにUSB Type Cのポートが無い方はUSB Standard A to Lightningのケーブルが必要です。
18W USB PD対応ACアダプターになった事でACアダプターのサイズも大きくなっています。iPhone SEやAnker PowerPort Atom PD 1と比べるとこんな感じです。
外見
ディスプレイ側はiPhone XSから変わった様には見えません。実際はフロントのスピーカーの穴が小さくなっていますが比べて分かる程度です。
背面がiPhone 11 Proで大きく変わった部分です。先ずカメラが3つになった事が目につきます。
そして、背面のガラスの大部分が磨りガラスの様な質感なった点も気づきます。そして地味に変わったのがiPhoneの文字が無くなり、Appleのリンゴのロゴがセンター寄りの位置に変わっています。
今回私が購入したのは新色のミッドナイトグリーンと言うカラーです。”ミッドナイト”グリーンと言う名称なだけはあり、グリーンと名前からイメージする色より重い色合いで良く言えば落ち着いた、悪く言えば地味な色です。
側面のカラーもミッドナイトグリーンに合わせられています。
特に今回変わった訳では有りませんがピッカピカの鏡面仕上げなので物凄く指紋が目立ちます。
側面の写真を撮る時は撮る面を変える度に拭き取りが必要で大変でした。
カメラの部分は中々凝った仕上げで四角いエリアは透明なガラスで少し出っ張っています。そしてカメラレンズの金属リングが今までのiPhone XS Maxなどと同じ様に透明なガラスより更に出っ張っています。
正直これはケースを付ける前提のデザインでは無いかと思います。
外見とあんまり関係有りませんがiPhone 11 Proでも購入当初から傷が入っていてショックです。iPhone XS Maxでも入っていたのでAppleの検査基準が緩いのでしょうか?
サイズ感
iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11 Proを並べるとこんな感じのサイズの違いです。
iPhone 11シリーズで言うとiPhone XS MaxはiPhone 11 Pro Maxとほぼ同じサイズ、iPhone XRはiPhone 11とほぼ同じ大きさになっています。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
総合スコア | 454541 |
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CPUスコア | 145973 |
GPUスコア | 216311 |
UXスコア | 77482 |
MEMスコア | 14775 |
Geekbench 5
シングルコアスコア | 1332 |
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マルチコアスコア | 3490 |
Geekbench 4
シングルコアスコア | 5475 |
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マルチコアスコア | 13808 |
参考Apple A12(iPhone XS Max)
Antutu Benchmark
総合スコア | 350239 |
---|---|
CPUスコア | 122356 |
GPUスコア | 152184 |
UXスコア | 62146 |
MEMスコア | 13553 |
Geekbench
シングルコアスコア | 1107 |
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マルチコアスコア | 2763 |
iPhone 11 Proの性能向上はCPUが20%UP、GPUも20%UPでベンチマークの数値もそんな感じです。
ゲーム以外の体感速度ではストレージの速度とCPUの性能が高い方が速く感じます。GPUの上昇はゲーム以外だと分らないと思います。
Face ID
Face IDはホントに微妙にですが速くなっています。どちらかと言うと認証できる角度が広くなったのが恩恵があると思います。
広くなったとは言え大体iPhone XS Maxに比べて1、2度増した感じなので大きな期待はしないで下さい。
バッテリー
バッテリー容量はiPhone XSの2,658mAhから3,046mAhへと1割程度増量しています。メーカーの公証ではiPhone XSに比べて最大4時間長く持つようになったとの事です。
iPhone XからUSB PDでの急速充電に対応していましたがiPhone 11 Proでは18WのUSB PD対応ACアダプターとUSB Type C to Lightningのケーブルが標準で同梱される様になっています。
iPhone 11シリーズ中唯一iPhone 11はUSB PDの充電自体には対応していますが以前と同じ5WのACアダプターとUSB Standard A to Lightningのケーブルが同梱されています。
カメラ
ココが地味に超広角カメラがついた以外に目玉だと思いますがiPhone 11 Proでは夜間モードが搭載され圧倒的に明るく撮れるようになりました。
Androidでは1年以上前から夜景モードやナイトモードと呼ばれる低照度下で明るく撮れる機能が搭載されていましたが、iPhoneには有りませんでしたので圧倒的な差が生まれていました。
iPhone 11 Proでは後発なだけはあり夜間モードの秒数が自動設定以外にも長くしたり、短くしたり手動で変更する事が出来ます。
※スマートフォンのブレを感知しているのでブレが大きいと長い秒数は手動でも設定できません
参考 Galaxy Note 10+(SM-N9750/DS)レビュー
参考 Huawei P30 Pro(VOG-L29) レビュー 個性的なカラーが魅力的なスマートフォン
画像をクリックすると原寸大の画像が見れます。
超低照度下ですとHuawei P30 Pro>iPhone 11 Pro>>Galaxy Note 10+>>>>>>iPhone XS Maxの順に良いように見えます。
iPhone XS Maxでは暗すぎて何を撮っているかも分からないレベルでそもそも勝負の土台に立っていない感じです。
アクセサリー
ケースは当然ながらカメラ周りの形が全然違うので使い回せません。
フィルムは一見同じ様な感じで使い回せない事は有りませんが、フロントスピーカーの穴が小さくなっているので見た目が悪くなります。
iPhone 11 Pro/iPhone XS/iPhone X兼用のフィルムはその様になっているので買ってみないとスピーカーの穴の部分は実際どうかは分かりませんがiPhone 11 Pro専用のフィルムを買うのが良いでしょう。
実際に私が購入したのはNimaso フルカバータイプのガラスフィルムとSpigenのウルトラハイブリットです。
Nimasoのガラスフィルムは滑りはまあ良いですし、価格も安いの前述したスピーカーの穴が合っていないのを気にしなければオススメです。
スピーカー穴周りの事を気にするのでアレば実際のところは実物を見ないと分かりませんがiPhone 11 Proのみ対応のガラスフィルムを購入すると良いでしょう。
SpigenのウルトラハイブリットはiPhone XS Maxの物は良かったのですがiPhone 11 Proの物はサイズが少し小さいのか側面が部分期に張り付くのとボタン部分の幅が大きくなっていてデザイン的にあんまりカッコよくないです。
微妙に気になる人も多いだろうガラスフィルムとの干渉はNimasoのガラスフィルムでは特に浮きが発生したりだとかは有りません。
まとめ
確かにiPhone 11 ProでCPUやGPUの性能向上はありますが、普段の利用ではスマートフォンの性能が飽和して来ているので性能向上を目的にするより追加された機能で購入するかを決めると良いでしょう。
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