総務省は2017年1月10日、「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を発表しました。今回の改正では格安SIMでの同回線を使った場合SIMロック解除が不要になることや一括購入でのSIMロック解除が支払いが確認出来た時期に直ぐに行える項目が盛り込まれていました。
また、「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」も発表されましたが今回は省略させて頂きます。
概要
SIMロック解除の円滑な実施に関するガイドライン
- SIMロック解除は電話やインターネットで行える様にする
- 端末購入から100日程度以下でのSIMロック解除が可能に
※分割購入の場合 - 一括購入の場合は支払いが確認出来た時点でSIMロック解除が可能に
※回線の継続利用を条件として端末代金の割引がある場合を除く(端末購入サポートなどを指すと思われます) - 同MVNO(格安SIM)での使用の場合SIMロックを掛けない事
※ドコモ場合でしたらOCN、楽天モバイル、DMMモバイルなど
auの場合mine aプランやIIJ Aプラン、UQモバイルなど
ソフトバンクではU-mobile SUPER、Y!mobileなどです - 解約時にSIMロック解除の説明を行いSIMロック解除される様にする
- SIMロック以外の機能制限もSIMロック解除時に合わせて解除するように務めるする
※テザリング機能などと思われます
Ⅱは2017年8月1日から適応
Ⅲは2017年12月1日から適応
※やむを得ない場合は3ヶ月を超えない猶予あり
Ⅳは2017年8月1日以降に発売される機種
Ⅴは2017年5月1日から適応
本ガイドラインは2015年4月 30 日以前に発売された機種には適応されません。
スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン
省略
まとめ
今までの一律で180日SIMロック解除までに掛かっていた期間が短縮されました。
ソフトバンクと日本通信との間のトラブルも今回の同回線を使ったMVNO(格安SIM)でのSIMロック撤廃の義務化で決着が付いたと言えるでしょう。
機能の制限に付いても記載が有りますがドコモ等は既にテザリングの制限については撤廃した機種を多かったと記憶しています。
Ⅱの分割購入でのSIMロック解除はドコモはシステムの問題で100日程度との規定ですが最大110日掛かるという話です。
Ⅲの一括購入時の確認後のSIMロック解除についてはauはシステム開発が間に合わないので2018年2月開始予定との事です。
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