GoogleがAndroid Wear 2.0を正式発表した事はこのページを見ている方は既にご存知だと思います。
そこで今回は正式版ではありませんがHuawei watchの開発者向けに当たるAndroid Wear 2.0 Developer Preview 5のプレビュー版最終バージョンをインストールしてレビューします。
※製品版ではないため多少の違いがある可能性があります。
Android Wear2.0
通知
このようなウェアラブル端末で重要な物はやはり通知機能だと思います。今回のAndroid Wear 2.0のアップデートでは今までの横にフリックして返信などをするUIからタップして通知内容がすべて見ることが出来るUIに変わりました。
また目玉機能の一つに対応したアプリでは返信時にソフトウェアキーボードでの入力が可能になりました。現時点で日本語入力に対応したIMEとしてGoogle手書き入力があります。
しかし、バグがあるのか上手く入力出来ません。
試しにGoogleキーボードで入力してみた所スマートウォッチの画面があまり大きくなくまた入力方式がQWERT方式な為キーサイズが小さくかなり入力ミスが頻発しました。
追記Google日本語入力のアプリがAndroid Wearに対応しました。Google日本語入力ではフリックで入力できます。
スタンドアローン
Android Wear 2.0では今でのスマートフォンにアプリを入れ同期する方式からAndroid WearでGoogle Play Storeからアプリを直接インストール出来る様になりました。
今の所、対応しているアプリはあまり多くはありません。
また、今までのスマートフォンに入れている対応アプリが自動的にインストールされる仕様からスマートウォッチにインストールするアプリを選択できる仕様に変わりました。
ランチャー
Android Wearの標準のランチャーは今まではお世辞にも使い勝手良いとは言えませんでしたがAndroid Wear 2.0からは円形のランチャー画面に変わりまた、良く使うアプリを先頭に並び替える機能が付きました。
アプリ一覧画面の出し方はウォッチフェイス画面から右からフリックし表示する方法から物理ボタンを押して呼び出す方式に変更されています。
ウォッチフェイス
今まではAndroid Wearに入れたウォッチフェイスが全て出てくるウォッチフェイスの選択画面でした。
アップデートで自分で選んだお気に入りのウォッチフェイスにフリックして交換出来る方式になり、スマートウォッチで楽にウォッチフェイスが変更する事が出来る様になりました。
Googleアシスタント
Android WearのOK Google機能代わりにGoogleアシスタントが付きました。ですが今のところ日本語ではGoogleアシスタントの機能は使えない様です。
言語は英語、ドイツ語に対応しているようです。起動方法はOK Googleまたは物理ボタンの長押しです。
電話
通話の通知画面と通話画面も結構デザインが変わっていました。今までのフリックで応答、拒否を決定していたのですが今回からはアイコンをタップするUIに変更されています。
通話オプション
通話オプションの画面はこのようなデザインです。
まとめ
すべての機能は紹介しきれてはいませんがざっとレビューしました。
今回のAndroid Wear 2.0のアップデートでは私の感覚ですとフリックを多用していたUIからタップ操作や物理ボタンの操作を増やして行った印象です。
今回のレビューに使用したのがLTE通信に対応していないHuawei watchだったのでGoogle Play Musicのスマートウォッチでのストリーミング機能は試せていませんがこの機能はストレージ少ないスマートウォッチに合った機能だと思います。
地味に変わった点はクイックセッティングパネルが下の部分が欠けたデザインからちゃんとした円形に変わりました。
かなり大幅なデザインや機能の変更が有るのでAndroid Wear 2.0のアップデート対象機種をお持ちの方は楽しみ待っていて下さい。対象機種は下記の記事をお読み下さい。
対象では無くなった方はこちらのAndroid Wear搭載スマートウォッチの比較を参考に購入してはいかがでしょう。
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