Victor HA-FW10000を購入しましたのでレビューします。Victor HA-FW10000はJVCケンウッドのイヤホンのハイエンドモデルになります。
Victor HA-FW10000
スペック
製品名 | Victor HA-FW10000 |
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ヘッドフォンのタイプ | カナル型インナーイヤホン |
ドライバーユニット | ダイナミック型 口径11mm ウッドドームユニット |
イヤホン接続端子 | MMCX |
プラグサイズ | 3.5mmステレオミニイヤホンプラグ |
インピーダンス | 16Ω |
音圧感度 | 102dB |
再生周波数帯域 | 6Hz-52,000Hz |
付属品 | スパイラルドットイヤーピース、キャリングケース、説明書等 |
パッケージ
ほぼ文字だけのシンプルなパッケージです。
内箱はビクターマークのみと更に簡素になっています。
箱を開けるとキャリングハンドルとイヤピースが見えます。
キャリングケースを開けるとイヤホンが見えます。
付属品
付属品は少なめでイヤピースとキャリングケース、説明書各種程度です。
外見
外装に漆塗りの楓を採用しているので高級感はあると思います。木材部分の端部の処理は若干甘くキザギザしてしまっている部分が気になります。
付属するケーブルもなかなか拘った仕様でバランスケーブルではありませんがLRがプラグまで分離しセパレーションを改善した仕様や介在糸に絹を使用しているなど特徴があります。
イヤーピース
単品でも買うくらい好みのスパイラルドット+が付属しているのでそのまま使っています。
音質
音質の評価は主にFiiO M15に繋いで聴いて書いています
音のバランスは高音よりのフラットかなと思います。
美音と言うか音色が綺麗です。JVCケンウッドのイヤホンと言うとHA-FX1100を他に持っていますがあちらは完全に低音重視ですがHA-FW10000は高音重視のイヤホンに感じます。
参考 JVC HA-FX1100 レビュー HA-FX850との違いは?
このイヤホンの特に素晴らしい部分は高音です。伸びやかに聴こえるのに刺さり感がなくこの部分を気に入って購入しました。
低音は十分出てはいますがあんまり主張しない感じです。
音場はイヤホンとしては広い方でしょう。
解像感は私が持っているイヤホンの中ではトップクラスだと思います。
装着感
ハウジングからMMCX端子を分離した独特の形状をしているので装着感は人によってはイマイチかも知れません。
私の感覚では格別良くはありませんが悪くもないので普通かなという感想です。
音漏れ
音漏れはカナル型としては少し悪い方です。
遮音性
遮音性はよくありません。イヤホンを着けていない時と比べて若干遮られるかな?程度でほぼ素通しに近く感じます。
まとめ
高騰している高級イヤホンの中では比較的安い方ですし音の良さは十二分なのでおすすめです。弱点は遮音性の悪さでしょう
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