Sony Music CommunicationsのMDR-EX800STをレビュー致します。
MDR-EX800ST
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簡易スペック
製品名 MDR-EX800ST ヘッドフォンのタイプ カナル型インナーイヤホン ドライバー 16mm、ドーム型(CCAW採用) 重さ 約7g(コード含まず) プラグ 金メッキL型ステレオミニプラグ コード長 約1.6m リッツ線 Y型コード コードの太さ 1.9mm 定格出力 5mW 最大入力 500mW インピーダンス 16Ω 音圧感度 108dB/mW 再生周波数帯域 3~28,000Hz 希望小売価格 税抜24,000円
パッケージ
随分前に購入し箱は捨ててしまったので画像が無く申し訳ありませんがパッケージは白い箱に入っているだけでいかにも業務用と言ったパッケージです。
外見
外見はけっこう特徴的な方かと思います。
装着した時は微妙ですがイヤホン単品で見た場合はピアノブラックとツヤ消しの本体は単品で見ると悪くないデザインだと思います。
イヤホン本体の素材はケーブル固定用のリング以外はプラスチックです。
外見の話とは少しズレますが業務用の為ケーブルが1.6mと通常のイヤホンに比べ長く余るのでコードホルダーでまとめています。使い込んでいるので汚くてすみません。
付属品
購入したのがけっこう前なので装着しているイヤピース以外は紛失してしまいましたがケースが付属しています。
このケースはなかなか使い勝手いいもので、合皮製なので高級感はありませんがコンパクトで便利に使ってます。
装着感
装着感はかなり悪いです。
耳からだいぶはみ出すのと筐体が大きいため安定感がありません。
16mmのドライバーを搭載しているのでしかたがないかと思います。
音漏れ等
音漏れはベントが大きく空いていますので多めです。
遮音性はイヤホンの躯体が耳に密着するタイプでは無いのでかなり良くないです。
また、耳から大きくはみ出している為か歩くと風切り音が聴こえます。
音質
解像感はとても高く一音一音がクッキリと聴こえます。
音場はかなり広めでヘッドホン並みとは言いませんが横にとても広く感じます。
音のバランスとしてはフラットと言っていいと思います。
若干低音が少し強めな感じが有りますが特にどの帯域が強調されると言う感じは無いです。
低音はイヤホンの割にはかなり低いとこまで聴こえますがポワ付きは特に感じません。
音質の評価ではMDR-CD900STと比べられる事が多いですがMDR-CD900STを試聴したのがずいぶん前なのでアレですがあまり音の傾向としては似ているようには感じません。
MDR-CD900STは自分としてはまったく好み音質ではありませんでしたがMDR-EX800STは解像感や音のバランス、音場が優れていて自分でも購入して良かったと思ってます。
保証
MDR-EX800STは業務用のイヤホンの為保証がありません。
しっかりした作りのイヤホンの為壊れる事はそこまで無いと思いますが注意してください。
代わりに業務用のイヤホンですので部品の単品販売がありますのでそれほど不安に思う必要はありません。
まとめ
最近は良いイヤホンが増えているので広い音場以外はあまり特徴が無いこちらの製品を強く勧めるほどではありません。
しかし、MDR-EX800STはの音のバランスは良くまた、価格も高級なイヤホンの中では安めの実売2万円前後なので何か良いイヤホンを初めて購入して見ようと言う方におすすなイヤホンだと思います。
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