今回レビューするのは若干今更感が有りますがHuaweiのHuawei Watchです。
Huawei Watchを購入したのはAmazonの履歴を見ると2016/07/20に届いてますから今日で4ヶ月半程使用している事になります。
Android Wear全般のレビューになる部分も有りますがご了承ください。
Huawei Watch
購入に至る経緯
私が前に使っていたのはカシオのEQB-500です。
EQB-500はメタルバンドだったので全部で200g程度と重く、使っていて重たく感じたので今度はもう少し軽い時計にしようと思いHuawei Watchの中でもレザーバンドのモデルを購入しました。
Android Watch OS搭載の機種が数ある中でもHuawei Watchを購入した理由は色々有りますがその中でも大きいのは他の円形のAndroid wearと違い欠けた円形で無いことまた、サファイアガラスを採用している事です。
なぜ、サファイアガラスの物が良いと思ったかと言うとスマートフォンならガラスフィルム等を貼るなどの対策が有りますが。
時計はファッションアイテムとしての部分も大きい訳でガラスフィルムを貼ると見た目が残念になる点です。
じゃあ、普通の時計ならミネラルガラスでフィルムなど付けないではないかと言う方もいると思いますが、Android Wearはタッチデバイスなワケでして、つまり砂等のゴミが指とガラスの間で擦られる事になる訳です。ここが普通の時計と条件が違うところです。
パッケージ
samsung SC-04G (4.3mm, f/1.9, 1/14 sec, ISO400)samsung SC-04G (4.3mm, f/1.9, 1/25 sec, ISO400)
パッケージは外箱の中にかなりしっかりとした作りで濃い目のブラウンの合皮のケースが入っています。画像だと黒に見えるかもしれませんがブラウンです。
ケースを開けるとまず、一番に目に飛び込んで来るのはHuawei Watchです。AppleはiPhone 7から箱を開けて直ぐに本体が見えるパッケージをやめたみたいですがやはり、箱を開けて直ぐに見えるHuawei Watchにはなんとも言えずグッと来るものがあります。(実際の開封時は画面はついていません)
今回レビューするのはアメリカ版なので説明書、保証書やクイックスタートガイドも英語表記です。付属品は上記の物とACアダプターと専用の充電ケーブルです。充電ケーブルを束ねているナイロンバンドは撮影するため、使っているものなので付属品ではありません。
スペック
寸法 |
HUAWEI WATCH 直径約 42mm, 厚さ約 11.3mm HUAWEI WATCH FOR LADIES 直径約 43mm, 厚さ約 12.9mm (Jewelモデル) |
ディスプレイ |
1.4インチ 有機EL ディスプレイ(400 x 400pix | 286ppi) |
ステンレスケース 牛革 |
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300mAh |
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連続使用時間 |
1.5日 |
通信規格 |
Bluetooth 4.1 BLE / 11b/g/n 1×1 |
心拍計センサー,6軸モーションセンサー、気圧計、 |
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Android 4.3+ / iOS 8.2+ |
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防水・防塵規格 |
IP67 |
HUAWEI WATCH ステンレスケース 黒色ステンレスケース ロースゴールドステンレスケース HUAWEI WATCH FOR LADIES ロースゴールドステンレスケース スワロフスキー・キュービック・ジルコニア(Jewelモデルのみ) クルド・パリ模様(Elegantモデル) |
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HUAWEI WATCH シルバー(バンド:メタル / ブラックレザー)、ブラック、ゴールド HUAWEI WATCH FOR LADIES ベルト:サファイアブルー (Jewelモデル) ベルト:パールホワイト (Elegantモデル) |
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ストレージ |
メモリー 512MB ストレージ 4GB |
外見
samsung SC-04G (4.3mm, f/1.9, 1/50 sec, ISO500)samsung SC-04G (4.3mm, f/1.9, 1/50 sec, ISO320)
samsung SC-04G (4.3mm, f/1.9, 1/20 sec, ISO640)
円形のディスプレイとステンレスボディのHuawei Watchはまるでクラシカルな腕時計のような見た目です。
ステンレスボディの正面の部分は鏡面仕上げで側面はヘアライン加工になっています。背面は心拍センサーの周りだけ黒いプラスッチクで後の部分はほとんどステンレスで出来ています
また、Huawei Watchはかなり分厚いですが前に使っていたEQB-500と比べると若干Huawei Watchの方が薄い位でした。
盤面は有機ELディスプレイで鮮やかですが、普通の腕時計と比べやはり、立体感に乏しい部分が有ります。なので私はフラットデザインの盤面やデジダル表示の盤面を使う事が多いです。
機能の紹介と感想
活量計
上では数あるAndroid Wearの搭載のスマートウォッチの中でHuawei Watchを購入した理由を書きましたが、今度は主な利用目的と使用した感想を書きます。
私は運動不足なので運動を記録するものが欲しいと思い活量計を購入しようと考えました。
実際に使ってみて活量計があると運動量が目に見えてわかり運動するモチベーションになります。
私は1万歩を目標に設定しています。このところはブログの更新で忙しくあまり運動できていませんが、多いときでは2万歩程歩いていました。
その際はポケモンGOをやりながら運動することが多かったと思います。活量計としての機能は歩数計、心拍数センサーまた、スマートフォンのGPSを利用して歩行経路を記録することが出来ます。どちらかと言えばGoogle fitの機能の説明になるかもしれません。
活量計としてはディスプレイが無いものも多いですが。1.4インチのディスプレイで現在の歩数や前日の記録やまた、アプリを入れれば移動速度を計測、表示することが出来ます。
また、腹筋、スクワット、腕立て伏せなどのアクティビティの回数を記録することが出来ます。腹筋回数の計測は私が使ってみた感じですと多めに計測されることが多いみたいです。
心拍数もアプリを入れていれば定期的に計測できますが電池持ちが極端に悪化したので入れのをやめました。その場合の計測は手動になります。以上がHuawei Watchの活量計としての機能の紹介と感想です。
通知と電話
私は主に活量計として購入しましたが、スマートフォンの通知や電話を受けれる機能が気になっている方も、多いと思うのでその点について説明致します。
基本的にはスマートフォンの通知はほとんど受け取れます。通知時にはバイブがなりますが、Huawei Watchはバイブが弱いので若干気づきづらい部分は有りますが腕に着けていて気付かなかった事は今のところはありません。
Android Wearの通知で操作に対応しているアプリは削除、アーカイブ、返信などの操作に対応していますが、対応していないアプリ例えばドコモメールアプリなどは通知されるアプリすべてで使える端末で開く、アプリをブロックなどの機能しか使えません。
最近はキャリアのメールアドレスでもメーラーで受信設定を行う事で純正のアプリ以外を使える事が増えているのGmailで受信設定をするなどの工夫が必要かと思います。
電話は着信すると全面に電話の通知が出てHuawei Watchがバイブし続けるので取り損なう方はいないと思います。左にスライドすると応答左で拒否です。
Huawei Watchにはスピーカーが搭載されているので通話をそのまま腕時計で受ける事が出来ます。Bluetoothで通話するので遅延と音質の劣化が有ってちょっと気持ち悪いです。相手側はそんなに悪い音質では無いようです
また、当然Huawei Watchでは無くスマートフォンの方で通話することも可能です
便利な機能
音楽プレーヤーの再生の通知ですべてのアプリで次の曲、前の曲また、音量上下が操作できます。アルバムアートが表示できるのが良いですね。
あまり対対応する操作は少ないですがGoogle Play musicですと音楽の評価やプレイリストやインスタントミックスを選択することが出来ます。
それ以外にはAmazon Prime Music、Spotifitが対応しています。こちらの方が操作できる項目は多いです。
また、Android Wearは本体のスピーカー搭載機種はスピーカーから、それ以外もBluetooth イヤホンなどをペアリングして音楽を再生することが出来ます。対応コーデックはSBCのみだそうですなのでビットレートは不明ですが高音質とは言い難いです。対応アプリはGoogle Play musicとSONYのミュージックアプリなどです。
再生するにはAndroid Wearに音楽を移してから再生します。操作性もGoogle Play musicはアルバム選択シャッフルとありますのでまあまいいいです。曲数は2oo曲弱程度入ると思います。
ランニング等で身軽で居たい方には良い機能ではないでしょうか。私は、初期化したときにまた音楽を入れ直すのが面倒なのと運動中にもスマートフォンを持っているので余り使っていません。
便利な機能としては私的にはウォッチフェイスに気圧が表示出来るのが便利です。1hP単位なのと若干正確性に疑問が有りますがぱっと見れるので良いです。
タイマーを音声で直ぐに設定できるのも地味ですが結構便利です。
ウォッチフェイス
Android Wearの盤面の事をウォッチフェイスといい、盤面を切り替えることが出来ます。ウォッチフェイスはもともと入っているものも有りますが自分で気に行った盤面のアプリを入れる事が出来ます。
私はそんなにたくさんは入れていませんが今入れているウォッチフェイスの一覧がこちらです。
色々種類が有るので気にいるのが1つはあると思います。また、ウォッチフェイスはアンビエントモード時には省略されて表示されます。
文字盤のデザインが簡素になるのとまた秒表示や秒針がなくなります。そして、ディスプレイの明るさが落ちます。
電池持ち
どれ位の電池持ちか気になると思うのでカンタンに測定してみました。条件は私は普段は家では時計をつけないのですが、夜の間だけ外してそれ以外はずっとつけた状態で行いました。夜のあいだはHuawei Watchをシアターモード(画面OFF)にしました。
また、時計の設定は常に画面表示ONのアンビエントモードが有効な状態で行いました。輝度設定は普段使用している2にして測定しています。
通知の数は一日20から30件ぐらいでしょうか。測定は上記の条件で行ったものです。
最後の方は省電力機能がONになっておりディスプレイが最後OFFになってしまったので若干正確では無いですが。木曜の10時から土曜の10時程度まで電池が持っています。公称ですと1.5日間とのことなので十分な電池持ちでしょう。
スマートウォッチとしてはそこまでは電池持ちは悪くないですが。やはり最低でも2日に一回は充電をしなければ行けないのでそこが嫌な方は今のところスマートウォッチを買うべきでは無いと思います。
悪い点
Huawei Watchを使っていてイマイチな点をお話します。
まず、充電が専用のケーブルな所、出先で充電しなければならない事はそこまで無いと思いますが、充電のクレードルがケーブルと一体になっているのがイマイチなところです。
充電速度は多分遅くなると思いますがQiなどのワイヤレス充電に対応して欲しかったです。背面までステンレスなのデザイン性を優先したのかなと思います。それ以外には充電の端子の接触が悪く調整しないと充電できない事が私が使っていると結構有ります。
ベルトの幅が時計のサイズに対して18mmと細く純正のベルトですと取り付け部分が切り込みを入れた形になっているので問題ないですが、ベルトを交換しようと思うと細い18mmのベルト使うか22mmの物を自分で加工するしかありません。
Huawei Watchに限らずAndroid Wear全般の話になります。ペアリングするスマートフォンを切り替える度に一旦初期化しないと行けないので、そこをうまく解決してくれないかなと私は思いますが、複数台スマートフォンを使っている人は少ないと思うので改善はされないかなとも思います。
まとめ
色々ごちゃごちゃ書いてきましたが私はHuawei Watchをかなり気に入っています。正直電池持ちの問題やスマートウォッチだからこれが出来てすごい便利手放せないと言うような機能はありませんが、歩数を測れることだったり、通知や着信がわかることまた、返信応答が出来ること、アルバム、曲名を見て曲を跳ばせる事ちょっとした便利さがあり、私としては手放せないものです。
Huawei Watchは1年ぐらい前に発売した機種なので買うことを躊躇う方も居ると思いますが完全な円形で有ることサファイアガラスを採用していること好みですがデザイン等十分魅力的な機種なので今から購入しても後悔しないと思います。
今回レビューしたのはHuawei WatchですがAndroid Wearとして共通部分も多く有るので他の機種を購入予定の方でも参考にして頂けたら幸いです。
上記のレビューはAndroid Wear 1.5ペアリング先はGALAXY s6 edge OSバージョン 6.01で行いました。iOSですと上記の機能は使えないものが多いのでお気をつけ下さい。
バンドを交換しました記事はこちら
HUAWEI WATCH W1 CLASSIC LEATHER MERCURY シルバー(バンド : ブラックレザー)ファーウェイ スマートウォッチ MERCURY-G00【日本正規代理店品】
これは完全な円形ではありませんが最近気になっていたので。
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