Huawei P10 LiteとHuawei novaでどちらを買うか悩んでいる方が多いようなのでどちらも持っている私がレビューしてみます。
今回のレビューは主にHuawei P10 LiteをレビューするのでHuawei novaのレビューが詳しく見たい方はこちらの記事を参照して下さい。
Huawei P10 Lite
スペック
メーカー | Huawei |
---|---|
カラー | サファイアブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラック、プラチナゴールド(SIMフリー専用)、サクラピンク(UQモバイル専用) |
OS | Android7.0 Nougat/ Emotion UI 5.1 |
カメラ | リアカメラ 1200万画素 f/2.2 像面位相差AF、コントラストAF、電子手振れ補正 フロントカメラ 800万画素 f/2.0 |
サイズ | 146.5 × 72× 7.2mm |
重さ | 146g |
ディスプレイ | 5.2インチ 1920 1080 FHD IPS |
SoC | HiSilicon Kirin 658 オクタコア |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
microSDスロット | microSDXCまでの対応 |
バッテリー | 3000mAh |
対応周波数 | FDD-LTE : B1/3/5/7/8/18/19/26
TDD-LTE : B41 WCDMA : B1/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz キャリアグリケーション:2CA対応 |
SIMスロット | Nano SIM x 2 microSDとの排他 |
VoLTE | au VoLTEにアップデートで対応予定 |
Blutooth | 4.1 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
センサー | 加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接センサー |
USB | microUSB |
指紋センサー | 搭載 |
付属品 | リモコン付きヘッドセット、 ケース 、 ACアダプタ、 USBケーブル 、 クイックスタートガイド |
パッケージ
Huaweiのスマートフォンを買うのはこれで二回目ですが今回もスマートフォンは立った状態で入っていました。付属品の箱が緩衝材としての役割を果たす合理的な梱包です。
Huaweiの製品はどれも箱がなかなか凝っていて開けるときも楽しいです。
付属品
フィルム以外はイヤホン、ケース、ACアダプター、USBケーブルと一通り揃っています。イヤホンやUSBケーブルはiPhoneの物に似ている印象を受けます。
SIMピンは他の製品に入っていた物より安っぽいですが付属品は充実していると思います。
外見
Huawei P10 Liteは5.2インチのサイズです。ベゼルは上下約14mm程度でサファイアブルーの場合黒っぽい紺色です。ディスプレイ部分には紺色の部分とは別に黒色の箇所のベゼルがあり画面off時に受ける印象よりベゼルは広くなっています。
SIMトレーの部分は若干色味が違い少し気になります。
電源ボタンは他の音量ボタンと区別がし易いよう溝が掘ってあり手探りでも分かる様になっています。
メタルフレーム部分の継ぎ目のプラスチックの箇所はHuawei novaが指で触っていてもほぼ段差がないのと比べ少し出っ張っているのが判ります。イヤホンジャック部分がプラスチックで分割されているのはあまり見た目が良いとは言えないとおもいます。
背面のガラスパネルはなかなか美しい仕上げです。私が購入したサファイアブルーですと見る角度によって色合いが変わりキレイです。背面のガラスパネルも2.5D加工がされていています。
SIMトレーはmicroSDとnanoSIMが排他になったタイプです。どちらのSIMをGSMに設定するかは切り替え可能ですが3GとLTEのDSDS(同時待ち受け)には対応してません。
ベンチマーク
Huawei P10 Lite
総合スコア | 58293 |
---|---|
3Dスコア | 9758 |
UXスコア | 24300 |
CPUスコア | 19124 |
RAMスコア | 5111 |
Geek Benchmark
シングルコアスコア | 895 |
---|---|
マルチコアスコア | 3293 |
Huawei nova
Antutu Benchmark
総合スコア | 640636 |
---|---|
3Dスコア | 13089 |
UXスコア | 24947 |
CPUスコア | 20524 |
RAMスコア | 5476 |
Geek Benchmark
シングルコアスコア | 843 |
---|---|
マルチコアスコア | 3941 |
ベンチマークを見ていただくと分かると通りGPUとCPUのマルチコアのスコアで負けています。
他のスマートフォン等のベンチマークとの比較はこちらのページを参考にして下さい。
動作
動作は充分軽快に動きます。ミドルロークラスとしては多めのメモリー3GBなのである程度アプリを起動しても落ちづらいです。当然ゲーム等のメモリーを多く使うアプリを起動するとアプリが終了している事も有りますが普段使っていてそこまで勝手にアプリが終了している事は有りません。
Huawei novaと比べると大した差では無いです気持ち程度動作は劣ります。ポケモンGOですとある程度以上の差を感じます。
一番の違いはHuawei P10 LiteではHuawei novaより発熱が多く熱くなりやすく、特に指紋センサー部分が熱く感じます。
カメラ
カメラアプリ
novaと違いスーパーナイトはありませんがスマートフォンのカメラの中では機能豊富な方かと思います。
作例
作例はどちらもオートで撮影しています。
HUAWEI WAS-LX2J (3.83mm, f/2.2, 1/33 sec, ISO100)
Huawei P10 Lite
HUAWEI CAN-L12 (3.8mm, f/2.2, 1/40 sec, ISO100)
Huawei nova
アクセサリー
取り敢えずケースが付属していますが四隅しか覆っていないので防御が低く不安を覚えたのでケースを購入しました。
購入したケースはSpigenのラギッドアーマーです。分厚くて重いケースなので大きさや重さは大きくなりますがその分耐久性は折り紙付きです。
指紋認証はケースの分奥になったので少しばかりやり難くなりましたがテーパー状になっているので厚みの影響は抑えられています。
イヤホンジャックやUSBコネクターの部分は広めに開口しているのでイヤホンやUSBケーブルが干渉することは少ないかと思います。
電源ボタン、音量ボタンの箇所はこんな感じで覆われています。電源ボタンと音量ボタンが特に区別がつくようになっていないのでケースを付ける前より押し間違い易くなったかと思います。
フィルムは細かい傷やコーティングの剥げが気になるなら付けた方が良いですが今のところ私は付けていません。長く使う予定があるのでしたらコーティングは比較的早く剥げるので付けたほうが良いでしょう。
Huawei P10 Liteは2.5D仕様のディスプレイなのでどうして端までは通常のフィルムが貼れません。そういった事も有り私は貼っていません。
TPU製のこちらのフィルムでは隅まで覆えるようです。端の方までカバーされるのでSpigenのケースですと干渉するかも知れません。
使用感
電池待ちはスリーブ時Wi-Fi、Bluetooth、GPSがonの状態で1時間に0.1%程度です。ロック画面時にアプリを閉じない設定にすると0.5%程度でした。
同じ条件で使用時は1時間に10%程度です。使用時は使い方によってだいぶ時間が違いますので参考程度でお願いします。
Wi-FiはIEEE 802.11 acに対応しているので高速です。novaの3倍程度ダウンロードで差があります。普段の使用ではそこまで違いは感じないと思いますが、アプリのアップデートや大きなファイルをダウンロードする時などに違いを感じます。
持ちやすさはHuawei P10 Liteは背面がフラットでアルミフレームが手に刺さる感じがあります。
画面サイズの差は0.2インチですが意外と持ちやすさに影響しています。
Huawei novaは背面がラウンドしている事と少しの画面サイズの差が効いていてかなり持ちやすいです。
指紋認証は若干ですがHuawei P10 Liteの方が速いように感じます。
まとめ
Huawei novaと比べるとデザインとしては個人的にはHuawei novaの方が好きです。作りとしても定価で1万円程度高いだけありHuawei novaの方がきれいな処理です。
Huawei P10 Liteはコストダウン跡が見えます。性能としては大きく違いを感じる差はないです。
Huawei P10 Liteの方が新しい機種なのでアップデートは初期OSがAndroid 6.0のHuawei novaより長く期待できると思います。
Huawei novaがHuawei P10 Liteに劣っている点にWi-Fi acに対応していない事があります。
逆に機能としてHuawei novaが優れている点に同時待ち受けに対応している点があります。
使い方としてガラケーのSIMと格安SIMを一緒に差すなどの使いみちが考えられます。
特に今必要でなければ無理に搭載されている機種を買う必要も無いと思います。
アップデートや価格を重視するかたはHuawei P10 Liteが良いと思います。
DSDSやアルミの質感の高いボディのスマートフォンが欲しいければHuawei novaがおすすめです。
自分の好みとしてはHuawei novaの方が好きなので公平に見れているかは怪しいところですがこんなところです。
何の情報もなく勧めるなら安い割に機能が充実しているHuawei P10 Lite方がおすすめな機種です。
購入は特に格安SIMを一緒に契約する気がなければAmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場のgooSimsellerでの購入が安くておすすめです。SIMカードが付属していますが契約する必要はありませんのでご安心下さい。
もし新しく格安SIMに変更しようと考えているのでしたらLINEモバイル、Y!mobile、UQ mobileの3つが格安SIMの中ではおすすめな回線です。
回線の速度としてはLINEモバイルは一段落ちますがドコモ系の格安SIMなので潰しは効きやすいと思います。
UQモバイルはあまり使える機種は多くないですが3GBで980円のデータプランがあり他の格安SIMと値段があまり変わらない割に高速なのでオススメです。
Y!mobileは格安SIMでは珍しくかけ放題のオプションがありますので電話を多くかける方に向いていると思います。
追記au VoLTE対応のアップデートが配信開始されました。詳しくは下記の記事をご覧ください。
購入リンク
コメント