Google Pixel 6 Pro レビュー ベンチマーク·比較·スペックなど

レビュー
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Google Pixel 6 Proを購入したのでレビューしようと思います。

  • 画面占有率の高さ
  • 120Hzのディスプレイ
  • 遂に一新されたカメラセンサー
  • 5G FR2(ミリ波)対応
  • アップデートの速さ
  • アップデート保証期間(5年間)
  • シンプルなソフトウェア
  • ハイエンドモデルとしては安い価格
  • microSDスロット非搭載
  • Snapdragon 888に比べてCPUのベンチマークの数値が若干低い
  • 充電速度が遅い(1時間40分程度)
  • ボディの細部の仕上げがイマイチ
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Google Pixel 6 Pro

スペック

モデル Google Pixel 6 Pro
OS Android 12
カラー Cloudy White、Sorta Sunny、Stormy Black
SoC Google Tensor オクタコア Titan M2 セキュリティ モジュール
ディスプレイ 6.7インチ  WQHD+(3120 x 1440) 有機EL 19.5:9 120Hz HDR
メモリー 12GB
ストレージ 128/256GB
バッテリー 5,003mAh(最小4,905mAh)
急速充電 USB PD 3.0 PPS(30W)
ワイヤレス充電 Qi対応(12W)、リバース ワイヤレス充電、Google Pixel Stand(第2世代)利用時最大23W。
カメラ リアカメラ 1,200万画素 F/2.2 超広角 114°
リアカメラ 5,000万画素 F/1.85 広角 82°
リアカメラ 4,800万画素 F/3.5 望遠  23.5°4倍相当
フロントカメラ 1,110万画素 F/2.2 94°
サイズ 163.9 x 75.9 x 8.9 mm
重さ 210g
ネットワーク 5G FR1 Band n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n14/n20/
25/n28/n30/n38/n40/n41/n48/n66/n71/n77/n78
5G FR2 Band n257/n258/n260/n261
LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/
20/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/46/48/66/71
WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
GSM 850/900/1,800/1,900 MHz
VoLTE au VoLTE、docomo VoLTE、SoftBank VoLTE、Rakuten VoLTE対応
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6E MIMO
Bluetooth Bluetooth 5.2
SIMスロット nanoSIM×1 eSIM×1
USBポート USB Type-C 3.1 Gen 1
センサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
FeliCa(おサイフケータイ) 対応(日本版)
防水、防塵 IP68
オーディオ ステレオ スピーカー

パッケージ

今回Google Storeから購入しましたがエアクッションの代わりにポテトチップスが入っていました。なかなかユニークですね。因みにこのポテトチップスは以前キャンペーンで配っていた物です。※既に終了済み
参考 Google Original Chips キャンペーン

パッケージの他に封筒が入っていました。

封筒の中にはGoogle ストアのアクセサリーで使える15%プロモーションコード、アンケート、LINEMOのスペシャルオファーなどの紙が入っていました。

パッケージは前モデルと似たような感じです。強いていうならイメージが斜めになったくらいの違いでしょうか。

参考 Google Pixel 5 レビュー Antutuベンチマーク·スペック·ケースなど

前モデルでは#teampixelの文字のみでしたが今回はスペックや注意書き等が書いてあります。

箱を開けると直ぐにGoogle Pixel 6 Proが見えます。やっぱり開けて直ぐに見えるのはいいですね。

付属品

付属品は説明書、注意書き、SIMピン、データ移行用アダプター、USBケーブルとなっています。

USB Type Cからイヤホンジャックへの変換アダプターが付属していないのでUSB Type Cで接続する以外の有線イヤホン等を使う場合は別途変換アダプターが必要になります。

音楽プレイヤーとして高音質で曲を聴きたいならLUXURY & PRECISION W2がオススメです。

付属のUSBケーブルはUSB2.0の物なのでより高速にデータを移動したい場合はUSB 3.1 Gen 1(USB3.0相当)以上のケーブルが必要になります。

Google Pixel 6 ProはUSB PD 3.0 PPS(30W)の急速充電に対応しています。ACアダプターは付属していないので別途購入が必要となっています。

上記の2つのACアダプターがコンパクトでおすすめです。

外見

今回私が購入したのは「Sorta Sunny」のカラーです。

箱から出した時点では当然ですが紙のシールで保護されています。

カラーのSorta Sunnyは意訳するとまあ晴れと言う感じだと思います。晴れのイメージで淡い感じみたいなニュアンスでしょうか。

側面下部のUSBポートの位置がズレていてイマイチ綺麗ではないです。側面上部はミリ波対応の関係だと思いますがそこだけ素材が違っています。

左側面にSIMスロットが有ります。

右側面には電源ボタン、音量ボタンがあります。どちらのボタンも艶消しの仕上げになっています。

Google Pixel 6 Proのカメラの出っ張りは比較的大きめな方だと思います。

アンテナライン部分やUSBポート部分の素材が違う箇所のラインが綺麗に直線になっていなくて気持ち悪いです。

Google Pixel 6とGoogle Pixel 6 Proの違い

今回Google Pixel 6とGoogle Pixel 6 Proの2機種が同時に発売されました。

2つの違いを書くと先ずディスプレイサイズが6.7インチと6.4インチでGoogle Pixel 6 Proの方が大きなディスプレイを搭載しています。

更にディスプレイのリフレッシュレートも120Hzと90Hzの違いが有り解像度でもWQHD+とFHD+でGoogle Pixel 6 Proの方が高解像度の画面です。

この部分は好みが有りますがGoogle Pixel 6 Proはエッジディスプレイ採用している点が賛否が分かれる点でしょう。

Google Pixel 6は20:9、Google Pixel 6 Proは19.5:9のアスペクト比で更にエッジディスプレイを採用しているので横幅は74.8mmと75.9mmとなっていてGoogle Pixel 6 Proでも0.9mmしか大きくなっていません。

カメラの部分ではペリスコープ(屈曲光学系)タイプの望遠カメラを搭載しているかが大きな違いでしょう。Google Pixel 6は望遠カメラが非搭載なので遠くを撮るのはデジタルズームになり不利です。インカメラはGoogle Pixel 6は800万画素 f/2.0 84°、Google Pixel 6 Proは1,110万画素 f/2.2 94°となっています。

メモリー容量が8GBと12GB、5G FR2(ミリ波)対応してるかと言った部分も違いが有ります。

SoCや望遠カメラ以外のアウトカメラは共通のスペックとなっています。

上記の違いなどがあり価格はGoogle ストアではGoogle Pixel 6が74,800円から、Google Pixel 6 Proが11,600円からとなっており41,800円の価格差が有ります。

私がGoogle Pixel 6 Proの方に決めた理由はスペック的に上でそこまでサイズ差がない点、エッジディスプレイがそんなに嫌いじゃないと言った部分で決めました。

カメラ

カメラはまだ撮る時間をなかったので写真は有りません。多分そのうち追加します。

ベンチマーク

PCMark

Work 3.0 performanceスコア 11320

3DMark

Wild Life Extremeスコア 2084

Geekbench

シングルコアスコア 1033
マルチコアスコア 2888

比較用Qualcomm Snapdragon 888(AQUOS R6)

PCMark

Work 3.0 performanceスコア 13091

3DMark

Wild Life Extremeスコア 1533

Geekbench

シングルコアスコア 1071
マルチコアスコア 3274

ベンチマークの結果を見るとGoogle TensorはCPUはQualcomm Snapdragon 888に若干負け、GPUの性能は上という感じみたいです。

仕様的にはCortex-X1を2つ搭載するGoogle Tensorの方がCPUの性能が上になりそうな気がしますがベンチマークでは違う結果になりました。Cortex-A76×2(Google Tensor)とCortex-A78×3(Qualcomm Snapdragon 888)の差でそうなったのでしょうか?

ディスプレイ

ディスプレイは有機ELを採用していて120Hz、WQHD+なので90Hz、FHD+だったGoogle Pixel 5に比べてスペックが上がっています。

ベゼルの太さは写真からも分かる通りそこまでは細くないです。また下のベゼルだけ若干広くなっているのが気になります。

ネットワーク

対応バンドは豊富です。国内ですとLTE 11、21、5G n79に対応してない位でほぼフルバンド対応です。5GはFR2(ミリ波)にも対応し日本で利用できるn257が使えます。

SIMフリーモデルで5G FR2に対応しているスマートフォンは少ないのでこれに対応しているのは偉いと思います。

比較

左からAQUOS R6、Google Pixel 6 Pro、Galaxy S21 Ultraです。画面比率の関係で似たようなサイズですが幅はGoogle Pixel 6 Proがあります。

参考 「AQUOS R6」レビュー カメラ・スペック・ケース・フィルム・ベンチマークなど

左からiPhone 12 Pro Max、Google Pixel 6 Pro、Xperia 1 IIIとなっています。

左からGoogle Pixel 3、Google Pixel 4、Google Pixel 5、Google Pixel 6 Proになります。Google Pixel 6 Proで一気にディスプレイサイズ、本体のサイズ共に大きくなっています。

参考 Google Pixel 3 レビュー

参考 ポップな装いの「Google Pixel 4」 レビュー

参考 Google Pixel 5 レビュー Antutuベンチマーク·スペック·ケースなど

プリインストールアプリ

当然ながらGoogleのスマートフォンなのでプリインストールされているアプリは少ないです。

ストレージ、メモリー

Google Pixel 6 Proの初期状態でのメモリー容量の空き具合はこんな感じです。ハイエンドモデルとしてはそこまで多い方ではないですが十分ではないでしょうか。

Google Pixel 6 Pro 128GBモデルの初期状態でのストレージ容量はこれくらい空いています。256GBモデルだと選べる色が少ないのが難点ですが、自分が今使っているスマートフォンの使用状況を見て考えるといいでしょう。

アクセサリー

ケース

RingkeのケースがGalaxy Note 20 Ultraとか他の機種でも良かったので今回も購入しました。購入したのはハイブリットタイプのクリアケースになります。

写真を見れば分かると通りケースの透明度は高いです。ディスプレイ側は少し盛り上げっていて破損防止や画面側から置いた時にディスプレイが接触せず、傷が入り難い様になっています。

背面はハイブリットタイプのケースなのでポリカーボネートになっていますが、カメラより上の部分についてはTPU素材です。その為か上側の端の部分はケースがスマートフォンに貼り付いてしまっています。

側面上下はTPUで写真の様にきっちりマイク、スピーカーなどの部分にセンターに来るように穴が空いています。

側面右にはストラップホール、メーカーロゴがあります。音量ボタンと電源ボタンは触って違いが分かる様に電源ボタンのみギザギザの加工がされています。

またボタンが押しやすい様にボタンの上下は切り抜かれています。更に音量ボタンは+側に丸ポチがあり手で触って+か-かが分かるようになっています。

側面左にもストラップホールがあります。

カメラの箇所は側面の部分をTPU素材が覆っていて傷が入らないように工夫されています。

Google Pixel 6 Pro用でもクオリティが高くおすすめのケースとなっています。

まとめ

フルモデルチェンジと言った感じで前モデルのGoogle Pixel 5から大きく見た目も中身も変わりました。

カメラのセンサーを一新した点、SoCをGoogle設計の独自の物を採用した点の2点が内部で言うと大きな違いだと思います。

少しずつディスプレイが大きくなっていましたが、本体の大きさはあまり変わらないままで来たPixel シリーズがGoogle Pixel 6 Proでは一気に大型化したのが見た目の部分で言うと違いです。

また、カメラのセンサーをずっと同じ物を利用していた為だと思いますが、カメラの出っ張りがあまりなかったPixelシリーズですがGoogle Pixel 6 Proでは大きく出っ張り、カメラ周りが特徴的なデザインになっています。

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