Huawei P20 Lite レビュー スペック・評価・価格比較・Huawei P10 Lite、Huawei nova 2と画面を比較

Huawei P20 Lite レビュー
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Huawei P20 Liteがベゼルレスでなかなか良さそうだったので購入しました。

そう書きましたが一応理由の一つでは有りますが、正直ブログの為が理由の殆どです。また、P20シリーズを実機で比較もしたかったのでそれも有ります。

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Huawei P20 Lite

スペック

OS Android Oreo 8.0 EMUI 8.0
カラー クラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラック
SoC Kirin 659 オクタコア
ディスプレイ 約5.84インチ 2280 x 1080 FHD+ 19:9
メモリー 4GB
ストレージ 32GB(auモデル64GB)
バッテリー 3,000mAh
急速充電 Huawei QuickCharge
カメラ リアカメラ 1,600万画素
リアカメラ 200万画素
フロントカメラ 1,600万画素
サイズ 149×71×7.4mm
重さ 145g
microSDスロット nanoSIMスロット1つと排他
SIMスロット nanoSIM×2(au、ワイモバイルモデルを除く)
ネットワーク GSM 850/900/1800/1900Mhz
3G Band 1/2/5/6/8/19
ワイモバイルモデル
LTE Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28/41
SIMフリーモデル
LTE Band 1/3/5/7/8/18/19/26/28/41
キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.2 (Support aptX)
センサー 加速度センサー、電子コンパス、環境光センサー、近接センサー、
指紋認証センサー、ジャイロセンサー、指紋認証
付属品 auモデル:
クイックスタートガイド、HUAWEI Quick Charger、クリアケース(試供品)、イヤホンマイク(試供品)、SIM取り出しピン(試供品)UQモデル:
クイックスタートガイド、ACアダプタ、クリアケース、イヤホンマイク、USBケーブルワイモバイルモデル:
クイックスタートガイド(保証書付)、ACアダプタ(試供品)、USBケーブル(試供品)、クリアケース(試供品)、イヤホンマイク(試供品)、SIM取り出しツール(試供品)SIMフリーモデル:
クイックスタートガイド、HUAWEI Quick Charger、クリアケース、イヤホンマイク、SIM取り出しピン

良かった点

  • 低価格でかなりベゼルレス
  • 美しいボディ
  • 軽量さ
  • 青いがキレイなディスプレイ
  • 価格に対して十分以上な性能
  • 高速でエラーの少ない指紋認証
  • 急速充電(Huawei QuickCharge)への対応
  • 5GhzのWi-Fi acへの対応
  • メモリー4GBの余裕のあるメモリー容量

不満点

正直価格を考えると不満点と呼べるほどの物はほぼないですが少し上げます。

  • 国内でDSDSが使えない
  • 液晶が青い
  • そこまで不快ではないがカクつきは少しある
  • 2つ目のカメラが深度測定用でほぼ1つのカメラと同等
  • 上位モデルとは違いUSB PDには非対応

パッケージ

Huawei P20 Lite パッケージ

Huawei nova Lite 2だとパッケージの表面に斜めの凹凸の有る加工がされていますがされていません。上位モデルのHuawei P20でもされていなかったので販売時期の差でしょうか。ちなみにHuawei P10 Plusの箱ではHuawei nova Lite 2と似たような表面仕上げになっていました。

Huawei P20 Lite パッケージ

Huaweiの上位モデルと下位モデルで分けているのかと思いますが上位モデルではセキュリティシールではなくビニールで覆われているタイプになっています。Huawei P20 Liteは下位の位置づけなのでセキュリティシールです。

Huawei P20 Lite パッケージ

Huaweiは他社が開けて直ぐに見える位置にスマートフォンを置かなくなってからもずっと開けて一番にスマートフォンが見えるように統一されていてポリシーが感じられます。

Huawei P20 Lite パッケージ

Huawei P20 Lite パッケージ

Huawei P20 Lite パッケージ

Huawei P20 Liteを退けるとケースやSIMピン、説明書が入っている箱が見えて来ます。

Huawei P20 Lite パッケージ

ACアダプター、USBケーブル、箱に隠れていますがイヤホンが暴れることが無いようにある程度固定されています。

付属品

Huawei P20 Lite 付属品

パッケージの部分でも触れた通りケース、ACアダプター、USBケーブル、イヤホン、SIMピン、入れるのを忘れてしまいましたが説明書が入っています。

ケース

Huawei P20 Liteには単品で売っても売れそうなクオリティの高いソフトケースが付属しています。

Huawei P20 Lite ケース

Huawei P20 Lite ケース

付属品ケースですがマイクの穴の位置やUSBポート、スピーカーなどかなり正確に穴が空いています。

また、アンテナラインの部分はイマイチなんの為かよく分かりませんがケースの内側が外側に引っ込んでいてアンテナラインと密着しないようになっています。

透明度も比較的高く更に内側はスマートフォンに密着してモアレが出ないように細かい凹凸施されています。

Huawei P20 Lite ケース

Huawei P20 Lite ケース

電源ボタンや音量ボタンはケースで覆われて間接的に押すタイプになっています。押しづらさは特に感じず開放されているタイプよりこちらが好きです。

Huawei P20 Lite ケース

レンズが擦らないようにレンズ部分だけ少し高くなっているのも良いですが素晴らしいと感じた点は指紋センサーの部分がテーパーが掛かっており自然に指紋センサーの位置に指が運ばれる様になっている点です。

かなり出来が良いので透明なケースが嫌いで無ければケースを買う必要はないでしょう。

外見

Huawei P20 Lite 外見

それでは外見を見ていきます。Huawei P10 Liteも光沢のある背面でしたがHuawei P20 Liteではより複雑な光沢のある背面の仕上げになっています。

写真ですと美しい光沢を表現出来ている自身が有りませんが写真の様に見る角度によって違う顔を見せてくれます。また、Huaweiのロゴがワンポイントで入っているのもカッコいいかなと思います。

Huawei P20 Lite 外見

ディスプレイ側はHuaweiお馴染みのデザインと言う感じでロゴの配置などは変わりません。

ノッチがあるのでスピーカーが楕円形のだったり、LEDランプが端の方に寄っていたりそういった点は独特です。

Huawei P20 Lite 外見

Huawei P20 Lite 外見

ミドルレンジのスマートフォンな為かイヤホンジャックが有ります。上位モデルでは廃止されいますが欲しい方は多いでしょう。

Huawei P10 LiteではmicroUSBを採用していて私としては結構不満点だったのでココがHuawei P20 LiteではUSB Type Cに変わったのはかなり嬉しいです。

Huawei P20 Lite 外見

Huawei P20 Lite 外見

電源ボタンや音量ボタンは右側に配置されています。左側はSIMトレー(microSDスロット)のみです。SIMトレーの色合いは少し濃い感じで少し違いが気になります。

フレームはアルミで丸みを帯びた形状をしていますが2本の溝を掘った感じの加工がされています。更に溝の部分は光沢がある仕上げで他の部分は非光沢な仕上げとミドルレンジのスマートフォンとしては凝った仕上げになっています。

Huawei P20 Lite 外見Huaweiのスマートフォンは以前までカメラが出っ張っていない事が多かったと思いますがHuawei P20 Liteではカメラが出っ張っている仕様に変わっています。

Huawei P20 Lite ディスプレイ

同じブルーでもHuawei P10 Liteより深いブルーで重厚感があります。

ネットワーク

Huawei P20 Liteは国内ではDSDSに対応していません。

なぜならGSMとLTEの同時待ち受けには対応していますが国内ではGSMは使われておらず、DSDSを使うためには3GとLTEの同時待ち受け以上に対応する必要があるからです。

一応SIMスロットは2つあるので切り替えての使用なら可能です。

VoLTEはau VoLTEとY!Mobile VoLTEに対応しています。

ディスプレイ

Huawei P20 Lite ディスプレイ

Huawei P20 Lite ディスプレイ

Huawei P20 Liteの液晶は青っぽい以外はなかなかミドルレンジのスマートフォンとしては良いと思います。

ベゼルレス具合は上位モデルのHuawei P20と比べても良好でHuawei P20 Liteは指紋センサーが背面にあることも有り引けを取らない感じです。

当然上位モデルのHuawei P20の方がディスプレイ横のベゼルやノッチの大きさは小さくなっています。

参考 Huawei P20 実機レビュー スペック・Antutuベンチマーク・評価・比較

Huawei P20 Lite ディスプレイ

Huawei nova 2、Huawei P10 Lite、Huawei P20 Lite、Huawei nova Lite 2と並べています。比べるとHuawei nova 2以外はサイズ感が変わらないのにHuawei Huawei P20 Liteがディスプレイが大きいのが分かると思います。

参考 UQモバイル Huawei nova 2 HWU33 レビュー ベンチマーク結果アリ

Huawei P20 Lite ディスプレイ

更に細かくHuawei P10 Liteと比べるとより分かりやすいと思いますが上下共に大きくベゼルが削られていいます。発色などもHuawei P20 Liteの方が良好です。

参考 Huawei P10 LiteとHuawei novaの実機比較レビュー

Huawei P20 Lite ディスプレイ

次にHuawei nova Lite 2と比べると下のベゼルは少し狭く、上部のベゼルは丁度ノッチの分だけ狭くなった感じです。

参考 Huawei nova Lite 2簡易レビュー ベンチマーク結果、外見

Huawei P20 Lite ディスプレイ

更に画面占有率の高いEssential Phone、iPhone Xと比べてもみます。

比べてしまうとベゼルレスで有っても結構画面占有率が違うのがハッキリ分かると思います。

ハイエンドモデルでもそれ程画面占有率が高くないスマートフォンも多いので個人的には十分だと思います。

参考 3社VoLTE対応、狭額縁「Essential Phone PH-1」レビュー

生体認証

Huawei P20 Liteはセキュリティ機能として顔認証が利用できますがセキュリティ強度は分かりませんが認証のスピードはかなり速く、少し暗い場所でも認証できるので割と便利かと思います。

指紋認証のエラーの少なさや速さは流石Huaweiのスマートフォンと言う感じで他社のハイエンドモデルのスマートフォンより認証のエラーの少なさや速さは勝っていると感じるほどです。

偶に指紋認証と顔認証が併用できないスマートフォン有りますがHuawei P20 Liteはどちらも有効にして使用できます。

持ち易さ

約5.84インチなので持ちづらいのではないかと思う人もいると思いますが横幅は16:9で5.2インチのスマートフォンと同程度なのでしっかり握れます。

重さも軽いのでその点も良いです。背面は平面なのでフレームが刺さる感じはあるかなと思います。

電池持ち

スリープ時の電池持ちはイマイチ安定していない感じですがWi-Fi環境で調子のいい時は0.6%程度程度といった感じです。

イマイチ使用時のバッテリー持ちは計れていませんがバッテリー持ちはそれほど悪くない気がします。

ベンチマーク

Antutu Benchmark

Huawei P20 Lite ベンチマーク

総合スコア 86710
CPUスコア 41192
GPUスコア 13080
UXスコア 24194
MEMスコア 8244

Geek Benchmark

Huawei P20 Lite ベンチマーク

シングルコアスコア 927
マルチコアスコア 3644

参考Snapdragon 430(g08)

gooのスマホ g08 ベンチマーク

総合スコア 57739
CPUスコア 28070
GPUスコア 8973
UXスコア 16129
MEMスコア 4567

Geek Benchmark

gooのスマホ g08 ベンチマーク

シングルコアスコア 668
マルチコアスコア 2557

同じぐらいの価格帯かそれより少し安い価格帯のスマートフォンに搭載されるSnapdragon 430と比べるとかなり性能が上なことが分かると思います。

搭載されるSoC(CPU)Kirin 659より上の性能となるとSnapdragon 625以上のスマートフォンとなります。

使用感

ハイエンドモデルと比べると当然見劣りしますがスマートフォンの性能として十分な性能があるので普段遣いで不満を感じる方はそこまでいないと思います。

アクセサリー

ガラスフィルム

Huawei P20 Liteには一切保護フィルムが付いていないので全面を覆うタイプのガラスフィルムを購入しました。

Huawei P20 Lite ガラスフィルム

ノッチの部分はこの様になっていて多分照度センサーの部分とスピーカーの部分は開いていますがインカメラは透明になっている仕様です。

Huawei P20 Lite ガラスフィルム

ロゴが見える様にその部分も透明になっています。

黒枠が有るタイプのガラスフィルムですが枠のみに接着剤があるタイプではなく全面にシリコンの糊があるタイプなので空気層がなく画質の低下具合が大きく違います。

前述した様に黒枠が有るタイプなので画面に枠が被っており少しディスプレイに見えない範囲が出来ます。

また、ノッチを隠す設定をするとノッチの部分の黒枠が本来のステータスバーの高さより少し大きい為はみ出します。

ガラスフィルムの滑りは良好でフィルムが2つ付いてくる事も考えるとお得でオススメ出来る製品です。

価格比較

下記の表の価格は税込みです。税別を税込みに変更している関係で1円高く記入している場合が有ります。

販売 価格 キャンペーン
goosimSeller
Yahooショッピング店/楽天市場店/Amazon店
28,944円
OCN モバイル ONE 10,584円 夏休みファイナルセール8月29日10時59分まで
Amazon 31,104円
au 32,400円
Y!mobile 45,900円
IIJmio 30,024円 音声プランの新規契約と音声プランを6ヶ月以上のご利用で5,000円分Amazonギフト券をプレゼント
LINEモバイル 34,539円
イオンモバイル 30,026円
エキサイトモバイル 31,104円
DMMモバイル 34,539円
UQモバイル当サイト限定キャンペーン 31,212円 当サイト限定キャンペーンのリンク先のサイトから申し込むと以下の金額がキャッシュバックされます。

プランS 11,000円
プランM 12,000円
プランL 13,000円

BIGLOBEモバイル 1,340円×24(分割のみ)
32,160円
NifMo 31,201円 新規契約と端末購入をセットで最大15,100円キャッシュバック
楽天モバイル 34,538円
mineo 31,752円

まとめ

個体差かも知れませんが液晶が青い点、デュアルカメラでは有っても深度測定用のカメラ、採用が続いているKirin 659を採用しHuawei P10 Liteに対してあまり性能向上がない部分など完璧とまで言えません。

しかし、この価格帯のスマートフォンとしては破格のベゼルレスディスプレイ、クオリティの高いボディ、価格に対して十分以上な性能、au VoLTE、Y!Mobile VoLTEへの対応などこれはおすすめできるスマートフォンだと確信しています。

Huawei nova Lite 2とどちらが良いか悩んでいる方も多いと思いますが。価格差が有るだけあり、質感が特に差を感じます。安いスマートフォンと割り切るならHuawei nova Lite 2も良いとは思います。

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