MateBookを購入したのでレビューしていきます。発売からだいぶ経っているのでザックリと書こうと思います。
MateBook
パッケージ
Huaweiの製品は毎度のことながら箱が凝っています。箱を開けてすぐにMateBookが見えるのは良いですね。タブレットの下が平らになるように付属品が収めてあります。
付属品
付属品はC to Cのケーブル、microUSB BとUSB Type Cのケーブル、USB Standard AとmicroUSBの変換コネクター、USB PD対応のACアダプター、保証書などです。
外見
外見はほぼアルミ出来ていてきれいだと思います。基本的にはつや消しになっていて端部はダイヤモンドカットされています。
少し気になるのはタブレットの上部がプラスチックになっている点です。Wi-Fiのアンテナか何かかでしょうか、アルミで統一できなかったものかと思います。
ベゼルは極小とまでは言えませんが狭く、その為画面サイズの割に比較的コンパクトです。
ディスプレイ
色域はNTSC85%となっておりきれいだと思います。3:2のアスペクト比なので縦が長く便利に使えています。
解像度は2,160×1,440とそこそこ高解像度ですが100%表示ですと見づらいので150%に拡大して使っています。
DPIスケーリングに対応していないソフトもありその場合ぼやけて表示されて嫌です。
タブレット
タブレットとして使用すると約640gと画面サイズ割に軽量でいいです。
やはりタブレットとして使用する場合Windowsのアプリケーションがあまりタブレット端末に最適化されていない物が多くあまり使い勝手が良いとは言えません。
キーボード
私はそこまでキーボードにはこだわりがありませんがMateBookのキーボードは薄い割にははっきり押した感触がありキータッチは良いです。
難点としてファンクションキーがFnキーを押さないとメディアキーになってしまうのでそこはイマイチです。更にファンクションキーとメディアキーのデフォルトの入れ替えが出来ません。
また、キーボードを接続していてもキーが反応しない事が高い頻度ではありませんが有りイラッとします。
カバーにもなるキーボードカバーですが重量が約450gと重いです。カバーを他に持ち歩くことを考えるとそこまで重いとは言えませんがタブレットと合わせると約1.090kgになってしまいます。
動作
私が今回購入したのはM3モデルのメモリー4GBの物ですが画像の加工時に少し重いと感じますがブラウジングなどやブログの記事作成などでは不満は感じません。最近はもっぱらMateBookでブログの記事を作成しています。
メモリ-はやはり少し足りない感じがあります。
画像加工しながらChromeでブログを書く程度はこなせますがあまりガッツリ使う用途には向いて無いと思います。
熱については重い動作をさせると背面の上側がけっこう発熱し、タブレットとして使うと不快な感じです。
指紋認証
指紋センサーは認証出来ないことも多くHuaweiのスマートフォンの認証の速さや認証の正確さに比べると不満があります。
それでも指紋認証に対応している事自体はスリープ時から指紋センサーでロックを解除し画面がonになるので便利です。
電池持ち
私が使用した感じですと連続使用で5時間から6時間程度の電池持ちと言ったところでしょうか、大概の人はまあ一日使えると思います。
モバイルバッテリー
MateBookはUSB PDに対応していますのでUSB PD対応のモバイルバッテリーが使用できます。
USB Type CとUSB PDを混同している方がたまにがいますがMateBookはUSB PDでは充電出来ますがUSB Type Cの端子を搭載しているだけでは充電出来ません。
私が今使っているのはこちらのRAVPower RP-PB058です。若干動作が怪しい時もありますが問題なく充電できています。本体付属のACアダプターですと12Vで充電されますがこちらのモバイルバッテリーで充電すると約20Vで充電されています。
拡張性
MateBookの拡張性はUSB Type Cが一つだけなので良くはないです。マウスが
必要な方はBluetoothマウスを使うなりUSB Type Cのハブ等を使う必要があります。
私が今使っているのはHooToo USBハブ Type-C 3 3.0ポート HT-UC001というハブを使っています。
問題なく映像出力、USB PDでの充電が出来ています。また、当然ですがUSBハブとしても問題なく使えています。
USB PDでの充電時にはHT-UC001を使うとチェッカーで計ったところ電流量が減ってしまうことがわかりました。
気が向いたら詳しいHT-UC001の詳しいレビューをしようと思います。
まとめ
物としては気に入っています。特に気に入っている部分はUSB PDで充電できる点です。汎用の製品が使えるので大変便利に感じます。
また、以前使っていたノートPCがThinkPad X230で6セルバッテリーで3時間から3時間半程度しか電池が持たず物足りなかったので駆動時間が伸び満足です。それでも足りなければモバイルバッテリーが使用できます。
重さも最近のPCとしてはそこまで軽くはありませんがそこそこ軽く、更にスゴイ薄いとまではいきませんが薄くなったので持ち運びが楽になりました。
正直もっぱらクラムシェルとして使う場合は2in1のPCを購入するよりノートPCを購入する方が良いと思います。ノートPCとして使う場合純粋なノートPCより重く、薄く作れずまた、電池持ちもそこまで良くないことがほとんどだからです。
こういった2in1PCの利点はビューアーとして使う時はタブレットに切り替えできる点です。
MateBookは2in1PCの中でもタブレットよりの端末なので弱点としてクラムシェル時の角度が2つしか無いないことやUSB Type Cが一つとイヤホンジャックしかない事などがあります。
しかし、タブレット時の重量が12インチタブレットとしては約640gと軽量なのでタブレットとしての使用が主眼な方には向いています。
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