Motorola Moto G5を購入しましたのでレビューいたします。
この機種の特徴はFHDディスプレイ、ほとんど素のAndroid搭載、DSDSにアップデートで対応、バッテリー取り外し可能、アルミリアパネルなどです。
Moto G5
スペック
OS | Android 7.0 |
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カラー | ルナグレー、ファインゴールド |
SoC | Qualcomm Snapdragon 430 オクタコア |
ディスプレイ | 5.0インチ 1920×1080ドット (FHD) |
メモリー | 2GB |
ストレージ | 16GB |
バッテリー | 2800mAh |
カメラ | リアカメラ:1300万画素、f/2.0、位相差オートフォーカス、LED フラッシュ フロントカメラ:500万画素、f/2.2、広角レンズ |
サイズ | 高さ144.3mm 幅73mm 奥行き8.7mm |
重さ | 149g |
対応周波数 | LTE:B1/3/5/7/8/19/20/28/38/40 W-CDMA:850/900/1900/2100MHz GSM/EDGE:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
USBポート | Micro USB |
SIMスロット | nanoSIMスロット×2 |
microSDスロット | microSDXCまでの対応 |
センサー | 指紋認証センサー 加速度計 ジャイロスコープ アンビエントライト 近接検知 |
パッケージ
パッケージは割りとポップな感じです。Lenovoのロゴがハッキリ入っているのでLenovoのスマートフォンなんだなと思います。
開けて直ぐスマートフォンが見えます。本体の輸送用保護フィルムにはカンタンなスペックが書いて有ります。
外見
正面から見た感じはなんと言うか一昔前のスマートフォンの様です。
ベゼルが約四ミリほどと太くまた、フレームプラスチックに銀色に塗装がしてある点がその様に見える要因でしょう。
背面は正直発表された時はいかにも悪い意味で中華スマホみたいだなと思いました。実際の質感はグレーを買ったせいかそこまで悪くない印象です。背面の中央の少し凹んで色が少し違う部分はアルミで他の部分はすべてプラスチックで出来ています。カメラの周りはダイヤモンドカットされています。
プラスチックの部分も仕上がりは良く意外とカッコイイです。1点気になるのは縁の部分が銀色に塗装されていますが、使っていると剥げそうです。
プラスチックが多用されていますが作りはかなりしっかりしています。
バックカバー外すとこんな感じです。バックカバーは裏から見ると材質が違いが判り易いと思います。
同じ5インチのHuawei novaと比較するとこんな感じです。フロントに指紋センサーが有るせいもあり結構サイズは違います。
ソフトウェア
基本的には素のAndroidにほんの少し便利な機能を足した感じです。
Androidの標準と違う部分を紹介します。
ホーム
ホーム画面はこんな感じです。プリインストールのアプリは少ないと思います。
Moto Actions
手首を2回捻ってカメラを起動、フラッシュライトをon、off切り替え、持ち上げて着信音を停止しバイブレーションに切り替えるなどの機能があります。
特に気に入ったのはカメラの起動です。画面がoffの状態でポケットから取り出して直ぐにカメラを起動できかなり良いと思います。
ワンボタンナビ
あまり慣れないかと思いましたが少し使ってみたところキーの割り当てが分かりやすく直ぐに慣れました。
メニューキーの操作には対応していないので必要な場合はワンボタンナビを設定していてもナビバーが表示されますが、それ以外の場合には画面が広く使えるので設定してみては如何でしょう。
Display
こちらはアプリなどの通知を画面が点いていない状態から素早く確認する機能です。
スマートフォンを持ち上げると通知や日時、バッテリー残量が表示されます。
カメラUI
カメラの機能としてはかなりシンプルです。シャッター音のon、offは有ります。
プロフェッショナルモードはフォーカス、ホワイトバランス、絞り、ISO感度、露出と主要な機能は揃っています。よくあるフォルター機能なんかは無いです。
ストレージ、メモリー
メモリーはそこまで空いていません。ストレージも少しアプリを入れたので本来より空きが減っていますがそれを加味しても少ないのでmicroSDを使うと良いと思います。
今でしたら64GBか128GBぐらいが容量と価格のバランスが良いと思います。
ベンチマーク
今回もAntutu BenchmarkとGeek Benchmarkで測定しました。
Antutu Benchmark
総合スコア | 45331 |
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3Dスコア | 9393 |
UXスコア | 16999 |
CPUスコア | 14306 |
RAMスコア | 4633 |
Geek Benchmark
シングルコアスコア | 626 |
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マルチコアスコア | 2593 |
ローからミドルローレンジのラインですがなかなかいいスコアが出ています。
使用感
最近は低価格でも指紋センサーを搭載する事が増えていますが、このMoto G5の指紋センサーは指紋認証が速く良いです。画面offの状態からでも画面on、指紋認証が指紋センサーをタッチするだけで出来便利です。
また、画面の消灯も指紋センサーで行なえます。
指紋センサーは高速です。また、失敗もほとんどありません。
指紋センサーの搭載位置は好みがありますが、私の好みとしては背面が押しやすく好きですがMoto G5の場合、指紋センサーがホーム、バック、タスクの3つのキーとして使えるようになっているので前になっています。
重量バランスが良いので実際の重さより軽く感じます。背面のカーブは緩やかですがセンターからアールがかかっているため持ちやすさは良いです。
搭載されているSnapdragon 430はQualcommのラインナップの中ではかなりローエンドよりのラインですが少し前ミドルクラスのSnapdragon 617ぐらいの性能がありますので割りとサクサク動きます。
ポケモンGOをプレイしましたが発熱はそこそこありましたがジム戦以外は普通に快適にプレイ出来ました。
ポケモンの一覧画面はSnapdragon 820レベルでないとかなりカクツキます。
Wi-FiはIEEE802.11aに対応しているので5GHz帯が使えます。その為2.4GHz帯が混雑しているマンションなんかでは大きな違いだと思います。
電池持ちは私の普段使い方で1時間に11%程度の消費なので割りと良い方です。
スリープ時は0.5%程度減っていく感じです。
この機種の魅了にmicroSDとSIMカードの2つを同時させる特徴が有ります。大体2つSIMをさせてもmicroSDとは排他な事が多いのでここは他の機種と差別化出来ている点だと思います。
ZenFone 3 Laserと比べると画面サイズ、DSDSアップデート対応、5GHz対応の有無、メモリー容量、au VoLTE対応などが違います。
ZenFone 3 Laserの詳しいスペック等はこちらの記事をご覧ください。
イマイチな点
メモリーが2GBと少ない点、低価格なので仕方がない部分もありますが、2GBですと常駐のアプリを増やすとアプリが落ちる事が増えると思います。
ベゼルが4mmはイマドキのスマートフォンにしては太すぎると思います。
USBがmicroUSBなのは価格帯を考慮すると仕方が無いかとは思いますがUSB Type Cが良かったです。
まとめ
この機種の購入の決め手になるのはほとんど素のAndroidを搭載している事やモトローラはOSアップデートには積極的な方で更にアップデートが比較的速い方なのでその点は魅了です。
また、夏でのアップデートで対応予定なので何時になるかまではハッキリとはしませんがLTEと3Gの同時待受に対応するはずなのでその点も良いと思います。
カメラに付いては参考になりそうな画像を撮ったら更新する予定です。
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