今回レビューするのはレーザー距離計TL-D1です。aukey様に提供頂きました。
梱包、付属品
毎度お馴染みの商品が書かれたダンボール梱包です。少し潰れていますがレビューするまでの間に積んでいた為です。
付属品はケース、ストラップ、単4電池、説明書、保証書が付いています。電池やケースが付いているのは直ぐに使えて良いですね。
外見
測定機器らしい黒と黄色のツートンカラーです。黒の部分はゴムの様な質感でサラサラとしていますが滑らなそうです。画面部分には傷防止のフィルムが貼ってあります。背面のシールが斜めになっているのが気になります。画像の通り結構小型ですが厚みはスマートフォン二台分ほど有ります。
動作原理
今回レビューしているレーザー距離計TL-D1はレーザー距離計で主流な位相差検出方式、三角測距方式の2つのうち恐らく位相差検出方式だと思います。位相差検出方式は発光素子この画像の小さな丸部分ですね。ここからレーザーを照射して大きな丸の部分で反射光を受け照射光と反射光の位相差(光の波の位置のズレ)を元に計算されディスプレイに距離が表示されます。
参考
http://www.keyence.co.jp/microscope/special/3dprofiler/keijou/3d/laser
使ってみた
最初に単4電池2本を入れ赤のMEASと書かれた測定ボタンを押し電源をいれます。
ここを間違うと正確測定出来ないのでどちらを基準に数値を出すか設定します。レーザー測定器の先端部か後端部のどちらを基準にするか、上の画像の赤い丸で囲まれた左下端のボタンで切り替えます。2枚の画像の内、上の画像が後端部に設定したもので下の画像が後端部の物です。
実際に壁までの距離を測ってみました。測定の仕方は赤のMEASと書かれた測定ボタンを1回押しレーザーが照射されたら、測定したい位置にレーザーを合わせ今回の場合は壁の距離を測るので一方の壁にレーザー測定器の後端部を合わせます。
最後にまた、赤のMEASと書かれた測定ボタンを押し測定完了です。できれば右端に水平器(中に液体が入っていて水平を見るのに使います)を見ながら気泡が中央に来るようし出来るだけ壁に対してレーザー測定器が直角になるようすると正確に測定出来ます。
このレーザー測定器は体積、面積も自動的に計算して算出する事が出来ます。赤い丸で囲まれた立方体の絵が書かれたボタンを押します。最初は面積を測定するモードになります。もう一度押すと画像の青の丸で囲まれた部分に、同じように立方体が表示されると思います。これで体積を測定するモードになりました。画面の指示に従い縦、横、高さを測定します。そうすると体積が出ます。面積の場合も縦、横を測るだけです。
また、他にもプラスボタン、マイナスボタンを押して長さを足したり、引いたりまたピタゴラスの定理で測定出来ない場所も測れます。測定単位もUnitボタンを押すことでインチ、フィート、メートルと変更することが出来ます。
まとめ
今まで紹介してきた機能は距離さえ測り計算すれば出せる物ですが面倒なのでボタン1つで気軽に計測、計算が出来て便利です。巻き尺などで測定するよりたるみや巻き尺の伸びを気にしなくて良いのでカンタンに測れ、また巻き尺では計り辛い狭い部分も測りやすいです。
家具や家電などを買うときに計測する場合も傷を着ける心配が無いので安心だと思います。
コメント