「ファーウェイ、バックドア不使用誓う合意書に各国政府と署名する用意ある」と言うニュースはデマ

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「ファーウェイ、バックドア不使用誓う合意書に各国政府と署名する用意ある」と言うニュースはデマです。

説明

根拠と恐らく元ネタの記事同じ発言のもっと古い記事があったので紹介します。

「ファーウェイ、バックドア不使用誓う合意書に各国政府と署名する用意ある」と言うニュースを載せているのはスプートニクの日本版です。

スプートニクはロシア政府系メディアのロシアの今日の傘下のメディアです。仏の大統領選挙などでフェイクニュースを拡散した事を指摘されています。

スプートニク原文記事の記事は明らかにHuaweiに対して好意的な感じではないですが誤訳の部分に絞ると単純にHuaweiがスパイをしない、バックドア(バグによるような意図的なものでは無いものも含む)が無いような安全な基準を満たす契約をすると言うニュアンスな感じです。

“Huawei will never come to gather intelligence data, Huawei equipment has never had and will never have any so-called backdoors … We stick to the principle that customers are of utmost importance, and we will never harm our users. We make a commitment that Huawei is ready to sign agreements with any country, [stipulating] that our equipment will comply with no-spy, no-backdoor standards”, Liang told a briefing.

引用元スプートニク原文記事

追記NNNのインタビュー記事で日本で話しているので日本になっていますがほぼ同じ内容を語っている記事があり私が翻訳した内容より正確な可能性が高いので追加します。

ファーウェイ創業者・任正非CEO「我々は日本政府とスパイ活動を防止する協定も結べる。通信網にバックドアはなく、スパイ活動もしないという協定に署名もできる」
任氏はこのように述べ、各国とスパイ活動を防止する協定を結ぶ用意があると強調した。

引用元日テレNEW24

※当然ながら通訳がはいっている筈なので100%言うとおりかは分かりません。

スプートニク日本版の翻訳記事になるといきなり原文と異なった内容になっています。

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の梁華会長は、機器への不正アクセスを可能にするために開発者が埋め込んだ脆弱性(バックドア)を利用しないと、各国当局と合意書に署名する用意があると述べた。

引用元日スプートニク翻訳記事

となっていてバックドアは開発者が既に実装済みであるけど利用しない契約と明らかに内容が異なっています。

そもそもの元ネタだろうロイターの記事が5月14日付けの記事なので今更なんで記事にしたのかよく分かりません。各国で同じ事を言っているので転載なのか北京で言った事なのかイマイチよく分かりません。

ソース

スプートニク原文記事

スプートニク翻訳記事

ロイター(恐らく情報元)

ロイター翻訳記事

日テレNEW24

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