SIMGOT(MEETURE) MT3 PROをSIMGOT JAPAN様に提供して頂いたのでレビューします。
SIMGOT(MEETURE) MT3 PRO
スペック
製品名 | SIMGOT(MEETURE) MT3 PRO |
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ヘッドフォンのタイプ | カナル型インナーイヤホン |
ドライバー | 高分子複合チタン振動膜10mmダイナミック型ドライバー |
カラー | グリーン、ピンク、クリア、クリアブラック |
イヤホン接続端子 | 改良型0.78mm 2Pin |
プラグサイズ | 3.5mmステレオミニイヤホンプラグ |
最大入力 | 15mW |
インピーダンス | 18Ω |
音圧感度 | 108dB |
再生周波数帯域 | 15Hz-40kHz |
パッケージ
表面はかなりシンプルなパッケージです。ブランドロゴとBY SIMGOTの文字しか有りません。
裏面を見た時に目につくのは真っ赤なブランドロゴです。表面と一転して中々派手な印象です。
パッケージを開けてすぐにイヤホンが見えるのはこういったパッケージでは一般的な感じがしますが好きです。
付属品
付属品は説明書、保証書、イヤピース2種類、巾着、ケーブルとなっています。
ケーブルは高純度無酸素銅と銀メッキ銅線のミックスなので2色のケーブルが編み込まれた形になっています。
外見
イヤホンはポリカーボネートとステンレスで出来ています。ステム部分はアルミで金属製なのでしっかりした感じがします。
ステム部分も樹脂製で段差がついていない物ですとイヤピースが外れやすかったりしますので実用面もこの方が好きです。
フィルターが金属網なので頼りない感じがせず安心できます。
写真だと実際より少し透明度が上がって写っている気がしますがシェルの透明度もなかなか高くいい感じです。
コネクターの2ピンは画像の様にコネクター側が飛び出したQDCに似たタイプになっています。
QDC用のケーブルも使えましたが斜めになっている部分がないので奥までは入りません。極性とか位相は試した限りでは問題なさそうです。
イヤーピース
2種類のイヤピース、「Eartip1」と「Eartip2」が付属しています。
片方は穴が細くなっていて更に長く恐らく直進性が高い高音成分が減衰する筈なので低音成分が強く感じられる仕様になっています。
逆にもう片方は穴が大きく短く高音成分が減衰し辛い仕様になります。
自分の好みで言うと高音が好きなのでレビューの評価はそちらで行っています。
音質
音質の評価はGRANBEATに繋いで聴いて判断しています。
音のバランスは自分の感覚で言うと弱かまぼこかフラットっぽい感じに思えます。
低音もかなり低いところまで出ている感じはありますが、極低音は量がない感じであんまり目立たないです。中低音が低音域の中では多い様に聴こえます。
高音はそれほど出てない感じで刺さりも無いですが伸び感やキラキラ感も無いです。
解像感は十分高い感じでこもっている感じは有りません。高音の量が控えめな為かクッキリしたサウンドと言う印象は受けません。
音場は若干狭めな印象で耳の近くで鳴っている感じが強いです。
良く言うと聴き疲れしない感じで悪く言うと地味で退屈に聴こえます。
音質自体は悪くは無いですがイマイチ音のバランスが私の好みと合わず、SIMGOT EM2の方が好みだったなあと言うのが素直な感想です。
装着感
浅めに着ける分には装着感は悪く有りませんが、深く着けると丸めて有りますが角の部分が当たる感じでイマイチな感じがします。
音漏れ
ダイナミックドライバーでベントが有るので超漏れるという感じでは有りませんがそこそこ漏れます。
遮音性
遮音性はカナル型として普通な感じです。耳を完全に覆う感じではなく更に奥までステムが伸びていないのでそういったタイプと比べると遮音性は劣ります。
まとめ
SIMGOT(MEETURE) MT3 PROも悪くないと思いますが自分の好みで言うとSIMGOT EM2の方が好きかなと思います。
SIMGOT EM2とは音質の差と言うより傾向の差を感じるので好みに合えばかなり良いと思います。
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