超小型スマートフォン「Unihertz Jelly Star」レビュー

4.0
レビュー
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FeliCa非対応なのが残念ですが超小型のスマートフォンなので出資しました。届いたのでレビューしようと思います。

  • 本体サイズがとても小さい
  • 画面サイズが小さい
  • 今までのモデルより格段に高性能
  • メモリー8GB、ストレージ256GBと割とスペックが高い
  • microSDカード対応
  • 超小型のスマートフォンとしては多い2,000mAhのバッテリー容量
  • 指紋認証対応
  • ナビゲーションボタンが微妙に下に寄っていて押しづらい
  • プログラマブルキーを電源ボタンと間違う
  • FeliCa(おサイフケータイ)非対応
  • USBポートが横
  • 5G非対応
  • 防水非対応
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Unihertz Jelly Star

スペック

モデル Jelly Star
OS Android 13
カラー レッド、ブルー
SoC MediaTek Helio G99 オクタコア
ディスプレイ 3インチ 854×480
メモリー 8GB
ストレージ 256GB
バッテリー 2,000mA
急速充電 非対応
カメラ リアカメラ 4,800万画素
フロントカメラ 800万画素
サイズ 95.1mm×49.6mm×18.7mm
重さ 116g
ネットワーク FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/
20/25/26/28A/28B/66
TD-LTE Band 34/38/39/40/41
WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
CDMA2000 Band BC0/BC1
GSM Band 2/3/5/8
microSDスロット 対応
SIMスロット nano SIM×2(そのうち1つはmicroSDと排他)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.3
おサイフケータイ(FeliCa) 非対応

パッケージ

写真だとよく分からないと思いますがパッケージはホログラム加工がされていて角度によって七色に色が変わります。

パッケージ背面には各種スペックや製造番号、各種認証などが載っています。

箱を開けるとスマートフォン本体が見えます。最初からケースが付けられているのはちょっと珍しい気がします。

スマートフォンはフィルムに覆われて箱の中に入っています。フィルムにはスペック等や認証情報が書かれたシールが張ってあります。

付属品

付属品は本体に既に貼られているのとは別にフィルムが1つ、TPUケース、SIMピン、説明書、注意書き、ストラップ、ACアダプター、USBケーブルがついています。

外見

ディスプレイ側はやはりナビゲーションキーがセンサーキーであるのが目を引くかなと思います。丸っこい感じで独特です。

背面はクリアカラーで中が透けて見えるのはおもちゃっぽくていいと思います。

指紋センサー、カメラ、LEDフラシュ、LEDライト、スピーカーが搭載されています。裏面も丸いデザインです。

側面上部にはイヤホンジャック、赤外線があります。側面下部にはスピーカーが配置されています。

側面右には電源ボタン、プログラマブルキーと並んでいます。それ以外にはUSBポートがあります。側面左はSIMスロットと音量ボタンがあります。

背面のLEDライトはかなり明るく最大光量だと眩しいくらいです。

サイズ比較

同じく超小型のスマートフォンとサイズを比べてみます。左からUnihertz Atom、Unihertz  Jelly 2、Unihertz Jelly Starとなります。

画面サイズはUnihertz Atomが2.45インチ、Unihertz  Jelly 2が3インチ、Unihertz Jelly Starが3インチでUnihertz  Jelly 2とほぼ大きさの差は有りません。

参考 FeliCa対応超小型スマートフォン「Unihertz Jelly 2 」レビュー

参考 Unihertz Atom速攻レビュー おサイフケータイやVoLTE対応をチェック

最近のスマートフォンとしてはコンパクトな部類に入るiPhone 13 mini、Xperia 5 IVと比べるとこんな感じでサイズ差はかなり有ります。

技適

技適マークは電磁的表示に対応しています。

ソフトウェア

ネットワークマネージャー

ネットワークマネージャーではモバイル時とWi-Fi利用時のネット利用をアプリごとに制限できます。

アプリ制限

アプリごとにアプリの自動起動、他のアプリに起動されるのを制限、バックグランド起動の制限、タスク画面やロック画面に移動時にアプリを停止する設定などが行なえます。

LEDライト

リアライトの有効化、リアライトの光量、受信時の点灯、通知時の点灯、音楽再生に合わせて連動する、常時点灯、充電時の点灯などの設定が可能です。

この設定はウィジェットでも一部可能となっています。

インテリアジェントサポート

ロック画面でクイック設定パネルを下げられなくする設定 物理ナビーションキーを無効化する設定、物理ナビーションキーの左右を入れ替える設定などがあります。

メモリーを拡張する設定(仮想メモリー)なんかもあります。

プログラマブルキー

プログラマブルキーの短押し、長押し、ダブルクリックにそれぞれ懐中電灯起動、録音起動、スクリーンショット、画面録画、通話録音、ステータスバーを下げるなどの機能を割り当てできます。

ベンチマーク

PCMark

Work 3.0 performanceスコア 9426

3DMark

 

Wild Life Extremeスコア 341
Wild Lifeスコア 1252

Geekbench 6 CPU

シングルコアスコア 730
マルチコアスコア 2012

Geekbench 6 GPU

OpenCLスコア 1292
Vulkanスコア 1309

比較用 Unihertz Jelly 2(MediaTek Helio P60)ベンチマーク

PCMark

Work 3.0 performanceスコア 6810

3DMark

 

Wild Life Extremeスコア 188
Wild Lifeスコア 655

Geekbench 6 CPU

シングルコアスコア 324
マルチコアスコア 1227

Geekbench 6 GPU

OpenCLスコア 1173
Vulkanスコア 1127

使用感

Unihertz  Jelly 2と厚み以外はほぼ同じ感じのサイズなので持った感じも似たような感じです。かなりコンパクトで軽いので持ち歩きし易いです。

SoCのMediaTek Helio G99がベンチマークを見て分かる通りUnihertz  Jelly 2に比べて大幅に性能が向上したのでメール、ウェブ等ぐらいだと過剰なくらいです。

画面が小さいのでゲームでの細かい操作は厳しいですがそんなに重いゲームでなければ十分動く性能があります。

指紋認証の位置はスマートフォンが小さいので指をかなり曲げないとセンサーの位置に指が来ずちょっとやり辛いかなと感じます。

電池持ち

Unihertz  Jelly 2よりはSoCのプロセスルールが微細化されてる影響化か若干いいかなくらいで超小型のスマートフォンの宿命でそこまでバッテリーの持ちはよくありません。

スマートフォンの歴史は大型化とバッテリー容量の増大といった感じですが、超コンパクトなこの機種はその分大容量のバッテリーを積むのは難しいので仕方ないかと思います。

Xperia 5 IVなんかは5,000mAhのバッテリーを搭載しているので比較的電池持ちはいいと感じますが、Unihertz Jelly Starは半分以下の2,000mAhなので特にスリーブ時バッテリー持ちはよくはありません。

画面が点いてる時はディスプレイが小さい分当然消費電力が減るのでその点では有利です。

ストレージ/メモリー

256GBなので空き容量はたっぷり有ります。microSDカードにも対応していますが余裕があるので音楽を大量に入れたいとかでなけれそのままでも十分かなと思います。

メモリー8GBとミドルレンジのスマートフォンとしてはかなり大容量でまたデフォルトの使用メモリーも多くないので大分余裕があります。

プリインストールアプリ

プリインストールのアプリはかなり少なめかなと思います。

アクセサリー

フィルム

元々ついてるフィルムが今回はしっかり画面を覆うサイズなのでとりあえずこのまま使おうと思います。

ケース

付属品ですが割りとしっかりしたケースなのでそのまま使うつもりです。

まとめ

とにかくコンパクトなスマートフォンが欲しい方には良いのではないでしょうか。

性能的にはUnihertz Jelly 2より格段に上がりましたがFeliCa(おサイフケータイ)には非対応になったのでそういった用途ですと型落ちですがUnihertz Jelly 2を選ばざるを得ないかなと思います。

参考 FeliCa対応超小型スマートフォン「Unihertz Jelly 2 」レビュー

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