出資し待っていたUnihertz Titanが到着したのでレビューします。
物理キーボード搭載
キーボードバックライト搭載
電池持ちがいい
防水防塵対応
DSDV
キーボードスクロールが出来る
現時点で描画関係のバグが多い
キータッチが重い
ナビゲーションボタンが今のAndroid標準と逆の並びで変更できない
物理的に重い
Unihertz Titan
スペック
メーカー | Unihertz |
---|---|
カラー | Black |
OS | Android 9.0 Pie |
カメラ | リアカメラ 1600万画素 フロントカメラ 800万画素 |
サイズ | 153.6 x 92.5 x 16.65 mm |
重さ | 303g |
ディスプレイ | 4.6インチ 1430 x 1438 |
SoC | MediaTek P60 MT6771V/C |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 6,000mAh |
急速充電 | 15W |
ワイヤレス充電 | Qi対応 |
対応周波数 | FDD-LTE Band 1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/ 20/25/26/28/28/34 TDD-LTE Band 38/39/40/41/66 TDSCDMA Band 34/39 CDMA2000 BC0/BC1 3G Band 1/2/4/5/6/8/19 GSM Band 2/3/5/8 |
VoLTE | docomo VoLTE、au VoLTE、Softbank VoLTE対応 |
同時待ち受け | LTEとLTEの同時待ち受けに対応 |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
microSDスロット | microSDHCまでの対応(exFAT利用不可) nanoSIM一つと排他 |
Blutooth | 4.1 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
指紋センサー | 搭載 |
防水防塵 | IP67 |
USB | USB Type C |
付属品 | USBケーブル、ACアダプター、保証書、説明書、イヤホン、SIMピン |
パッケージ
シュリンクがちゃんとかかっています。また開封したか分かるようにシールもはられています。
ダンボールそのままみたいなパッケージです。無印良品っぽいなと思います。
裏にはスペックや製造番号、認証関係の情報などが書いてあります。
箱を開けると最初に見えてくるのは説明書などが入った箱です。
説明書などが入った箱をどけるとUnihertz Titanが見えました。
付属品
付属品は予備の保護フィルム、保証書、説明書、ACアダプター、イヤホン、USBケーブルです。
PSEマークの近くにXXX株式会社と有りコレだめなんじゃないかなと思います。
外見
初期状態で保護フィルムが貼られています。青いフィルムは剥離シートです。サイズが少し大きくて浮いてます。
上の方にフィルムがズレていたので貼り直したところ少しフィルムのサイズが大きく今度は下が浮いてしまいました。
高級感があるとはあまり思いませんがなかなか個性的なデザインだなと思います。
タフネススマートフォンらしくネジ止めをデザインに利用しています。ちなみにUnihertz Titanは技適等の電磁的表示に対応してないのでシールを貼ったまま利用する必要がある筈です。
追記アップデートで技適等の電磁的表示に対応したのでシールは剥がしても構わなくなりました。
側面は下にUSBポート、上にはイヤホンジャックがあります。
右側面は電源ボタン、音量ボタンが並んでいます。左側面にはプログラマブルボタン、SIMトレーがあります。
左右側面はアルミでダイヤモンドカットがされていてなかなか格好いいのでは無いでしょうか。またココにもタフネススマートフォンらしくネジが有ります。
防水スマートフォンなので防水のパッキンがSIMトレーにあります。
比較
BlackBerry KEY2とサイズを比べるとほぼ正方形のディスプレイを搭載している事もあって横にかなり大きくサイズ感がかなり違います。
厚みも写真の様に2倍近く差が有ります。
ストレージ、メモリー
ものすごくメモリー容量が多いと言う訳では無いですがミドルレンジとしては搭載容量は多い方でしょう。メーカーの設定が省電力なのか分かりませんがバックグラウンドで停止する機能を止めてもアプリが落ちやすい印象が有ります。
microSDにも対応していますがDSDVなのでSIMを2枚挿して使いたい人も多いと思いますが、本体のみで128GB容量があるので大体の人は足りるでしょう。
キーボード
バックライト搭載なので暗闇でもキーボード入力が出来るのが便利です。写真だと若干強調されていますが色温度のムラがあります。
コレくらいのサイズのキーボードですと指を滑らせる様に入力する人が多いと思いますがキーボード表面の摩擦がBlackBerry Key2より高いのが打っていて気になります。どちらかと言うとこちらの方が影響が大きいですがキーボードスクロール時に摩擦感の高さを感じます。
キーボードレイアウト自体はShiftとAltの位置が打ちづらいかなと思います。
Altキーとの組み合わせの数字キーの位置は右より左の方が打ち易かったと思いますがカンマ、ピリオドの位置と引き換えなので仕方ないかなと思います。
正直日本語入力ですとShiftより圧倒的にCtrlの方が使う頻度が高いので日本人としてはShiftよりCtrlを優先して欲しいですが英語だと頭文字が大文字になるので仕方ないかなと思います。なのでAquaMozc for Titanを入れてShiftをCtrlとして使っています。
AquaMozc for Titan
標準のKika-Keyboardだと日本語と英語の切り替えがソフトウェアキーボードになるなどあんまり使いやすくないのでAquaMozc for Titanのβ版が出てたので入れました。
キーボードの部分で書いた様にShiftキーがCtrlキーに変わるのでShiftについてはソフトウェアキーになります。変換候補の表示位置は画面下部か、入力位置のどちらかを選べるので自分の好みに合わせて使えます。
ソフトウェア
Intelligent assistance
独自の機能がまとまった「Intelligent assistance」があります。
一番上のRingtone volume increases graduaallyは着信音がだんだん大きくなる機能です。
Network manager
Network managerではモバイル時とWi-Fi利用時のネット利用をアプリごとに制限できます。
App blocker
App blockerはバックグラウンドのアプリを自動的に止めます。
Keyboard shortcuts
Keyboard shortcutsは純正ホームアプリ利用時にホーム画面でキーボードに合わせてショートカットで設定したアプリを起動できます。
指示ライト
指示ライトは画像を見れば分かると思いますが通知LEDの設定です。
uCable
uCableはそのままでuCableの設定です。電圧、電流、通知が設定できます。
Scroll assistant
Scroll assistantはキーボードでスクロールが出来るようになる設定です。キーボード表面を撫ぜるとスクロール出来ます。
普通にスクロールするよりスクロールがガタつく感じがあります。
Screenshots settings
Screenshots settingsはスクリーンショットや画面録画の設定です。スクリーンショットの音の有無や画面録画の画質設定などが選べます。
Shortcut settings
Shortcut settingsは横の赤いプログラマブルボタンの割り当て設定です。
フリップしてミュートする
フリップしてミュートするはそのままです。日本語翻訳されているので画像を見て下さい。
Scan
最後のScanはなんでこの位置なのかよく分かりませんがQRコードスキャナーです。
DuraSpeed
DuraSpeedはバックグラウンドのアプリを制限する機能です。
Network speed
Keyboard backlight duration
キーボードのバックライトの光っている時間を設定する機能です。
ツールボックス
ツールボックスにはこんな感じの機能があります。
持ち易さ
デカく重いので基本的には両手で持って使う事が殆どだと思います。一応片手で使えない事も有りませんが端まで指が届かないのでキーボード入力は無理だと思います。
持ち易さ自体は両手持ちが殆どと考えるとそんなに問題にはならないかなと感じます。それより重さがズッシリ来る感じで両手で持っても重いです。
充電
急速充電はMediatek PumpExpress規格の物に対応しているみたいです。普通に充電すると6,000mAhもの容量があり時間がかかるので付属のACアダプターを利用して充電すると良いでしょう。
まだ試して無いですがQiも対応しています。
電池持ち
届いたばかりなのであまり試せていませんが1日ガシガシ使って53%もバッテリーが残っているので余裕で1日は持ち2日もちょっと無理すれば行けそうな感じです。
ネットワーク
対応バンドも豊富でau VoLTE、docomo VoLTE、Softbank VoLTEが使えるので大変便利だと思います。
まあ今は大体そうな気がしますがDSDVに対応しているのでどちらのSIMでもVoLTEで通話できます。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
総合スコア | 181065 |
---|---|
CPUスコア | 72327 |
GPUスコア | 33618 |
UXスコア | 37439 |
MEMスコア | 37681 |
Geekbench
シングルコアスコア | 280 |
---|---|
マルチコアスコア | 1389 |
BlackBerry Key2(Snapdragon 660)
Antutu Benchmark
総合スコア | 176550 |
---|---|
CPUスコア | 73265 |
GPUスコア | 35981 |
UXスコア | 34132 |
MEMスコア | 33172 |
Geekbench
シングルコアスコア | 330 |
---|---|
マルチコアスコア | 1440 |
動作
ベンチマークの数値は似たりよったりで大体同じ位の性能な感じです。
動作の快適さ自体は問題ない感じですがスクロールのスムーズさとかはBlackBerry Key2の方が良いかなと思います。
ディスプレイ
ほぼ正方形のディスプレイが搭載されています。当初は正方形の予定でしたが恐らく正方形だとアプリから横になっているのか縦なのか分からない為少しだけ縦が長くなっています。
ディスプレイの表示品質はご覧の様に特に問題ないと感じます。
プリインストールアプリ
プリインストールのアプリはこんな感じで結構多いかなと思います。
描画バグ
Chromeのタブ表示がおかしくなったりします。
また、カーソルの表示もおかしくなったりします。アプリを再起動すると直るみたいですがなんだかなあと思っています。
まとめ
防水防塵対応や値段、バッテリー容量の多さなど特徴も多いスマートフォンです。反面重さや大きさで使う人を選びます。
キーボードは値段を考えれば悪くないですが、BlackBerry Key2よりキーサイズは大きくなっていますがキータッチがBlackBerry Key2より重いため個人的にはそこまで打ちやすくないかなと思います。
正式に販売が始まるのか価格はいくら位になるか分かりませんが3、4万円でこれならかなり良いです。
追記38,599円でAmazonで販売開始しました。
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