dynabook FZ/HPをメーカーから借りたのでレビューします。今回借りたモデルのスペックはCore i7-1165G7、メモリー16GB、ストレージ1TBのスペックの物です。
dynabookと言えば世界初のノートPCを発売した事で有名だと思います。メーカーのDynabook株式会社はかつてとは違い現在は東芝の子会社ではなくシャープの子会社になっています。
dynabook FZ/HP
スペック
カラー | プレミアムシルバー |
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OS | Windows 10 |
SoC | Core i3-1115G4/Core i5-1135G7/Core i7-1165G7 |
カメラ | 約92万画素 |
サイズ | 約355.0x230.0x18.9mm |
重さ | 約1.72kg |
充電規格 | USB Power Delivery |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
メモリー | 8GB/16GB |
ディスプレイ | 15.6インチ 1,920×1,080 FHD |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
microSDスロット | microSDXCまでの対応 |
インターフェイス | マイク入力/ヘッドホン出力端子×1、USB Standard A×2、Thunderbolt 4(USB Type C)ポート×2、 HDMIポート |
Bluetooth | 5.1 |
生体認証 | 顔認証 |
付属品 | ACアダプター、電源コード、取扱説明書、保証書など |
パッケージ
ダンボールの箱で化粧箱と言う感じではないので今回は省略します。
付属品
付属品はACアダプターとマニュアル類が付属しています。
付属するACアダプターはUSB PD規格のもので65Wの出力が有ります。サイズ的にはそれほどコンパクトでは有りません。またコネクターのコードが一体のタイプで更に所謂メガネケーブルを挿すタイプなのでそういった部分でも嵩張ります。
外見
dynabook FZ/HPで目立つ部分はディスプレイとキーボードの間の布部分でしょう。ディスプレイはアンチグレアタイプで反射を防止します。アンチグレアの具合はそれほど強力ではないので結構映り込みはあります。その分画質の低下は抑えられている様に感じます。
天板のdynabookのロゴはディスプレイを開いた時に他の人から正しい向きで見えるようになっています。
裏側はゴム足が四方ではなく2つのラインでついているのが若干変わっているなと感じます。
右側面にはmicroSDスロット、USB Standard Aのポートが2つあります。15.6インチと大型のノートPCなので出来ればSDスロットの方が良かったと思ってしまいます。
右側面は電源ボタン、Thunderbolt 4(USB Type C)のポートが2つ、イヤホンジャック、HDMI端子、セキュリティロックが有ります。
手前側面には開きやすいように切り込みが有ります。また見えているスイッチはWEBカメラのシャッターの物で物理的にカメラが映らない様に出来ます。
奥側面にはヒンジが有ります。通常のノートPCのヒンジと違い1つの軸ではなく2つ軸が有るようになっています。
殆どの部分がアルミ製で質感はなかなかいいのではないでしょうか。またワンポイントでファブリック素材を採用している点もオシャレです。
キーボード
キーボードはノートPCとしては特別変わった配列ではないかと思います。
個人の好みで言えばテンキーが有るとセンターからトラックパッドからなにからズレてあんまり好きではないですが、事務作業が多い人はテンキーが欲しい人も多いのでこの点は良し悪しでしょう。
打ち心地はノートPCのキーボードとしてはまあ悪くは有りません。グニャグニャしていてキーストロークがなくクリック感に乏しい正直にいってイマイチなキーボードを搭載しているノートPCが有ったりしますが、こちらのdynabook FZ/HPはキーの端の方を押しても極端に斜めにはならずクリック感も有ります。
私がいま主に使っているMateBook X Proはキーの端を押してもほぼ斜めにならず、こちらの方がクリック感もしっかり有るので比べると打ち心地は落ちます。
タイピングの音はMateBook X Proの方がしっかりクリック感がある分うるさいのでより音が少ないdynabook FZ/HPの方が好きと言う考えもあります。
Fnキーは同時押しの間だけ有効になるタイプでファンクションキーをメディアキーとして使いたい場合は押し続ける必要があります。トグルで変わるタイプの方が若干いいかなとも思いますが、解除するのを忘れたりするのでメディアキーを高頻度で使わなければ別に困らないと思います。
ベンチマーク
Cinebench R23
シングルコアスコア | 4845 |
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マルチコアスコア | 1396 |
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク(FF14ベンチマーク)
スコア | 2219 |
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CrystalDiskMark 8
可搬性
15.6インチのディスプレイを搭載し、重さは約1.72kgとそれほど軽量とは言えないモデルなので基本的に家で使う事を想定しています。
フットプリントも大きく重量もあるので外に持ち出して使うのは厳しいと思います。
家で持ち歩く分には標準的な15.6インチのノートPCより少し軽めなので悪くはないです。
2in1
こちらのPCは2in1 PCなのでスタンダードにクラムシェルスタイル、タブレットスタイルで使う事が出来ます。
タブレットスタイルではキーボードが外れず後ろに折り込むタイプなので持ったまま使うには1.72kgとキツい重量です。
キーボード部分をスタンドの様に使うことも出来ます。
約360°まで開くので当然ながら180°に開いて平らな状態で使ったりも出来ます。
Windows Hello(顔認証)
dynabook FZ/HPは顔認証に対応しています。赤外線による顔認証なので通常のカメラと違い写真や人形を判別できセキュリティ強度が高いです。
Wi-Fi
こちらのノートパソコンはWi-Fi axに対応しています。
リンク速度は2.4Gbpsで残念ながら自宅の環境がまだ1GbEなので無線部分ではなく有線部分で頭打ちしてしまっていますが、無線接続でも1GbEの上限近いファイル転送速度が出ています。
あんまり計る意味がないと思いますがネットの速度はこんな感じです。
ディスプレイ
アンチグレアのディスプレイなので若干鮮やかさが落ちる気がしますが十分ディスプレイはキレイで視野角も広いです。ベゼルも約86%の画面占有率を謳っているだけあり結構狭く感じます。
アクセサリー
ACアダプター
30W、20WのACアダプターも試しましたがこちらのノートPCの充電には45W以上のACアダプターが必要でした。
45WでいいのでしたらAnker Nano II 45Wが出力の割に圧倒的にコンパクトでオススメです。実際に使えるか試しているので相性等の心配も有りません。
現在販売中の65WのUSB PD対応のACアダプターではBaseus 65W GaNが比較的コンパクトでポートが多く便利です。
両者のサイズの違いは写真の通りです。Anker Nano II 45Wの方が大体半分くらいのサイズ感になります。
ペン
純正品のペンは上記の製品です。今回借りた物の中には入ってなかったので実際には試せていません。
以前他のノートPC用に購入したBamboo Inkが利用できるか試してみましたが軽く使ってみた感じでは筆圧感知なども問題なく使えました。
まとめ
15.6インチのノートPCでペン機能を使いたい方におすすめです。
また、閲覧用途だとタブレットスタイルの方が個人的には見易く感じるのでそう言った用途ではいいと思います。
色々付加価値的な要素が載っている分価格は高いのでその点に価値を見出すかです。
下記のログイン情報で通常より安い価格で購入可能です。
- ID:dyna204cls
- PW:T8Y7GRSV
- 開設期間:2021年9月30日17時00分まで
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