このところ完全ワイヤレスのイヤホンを買っていて高価格帯のものだとどうなのか気になって購入しました。
B&O PLAY E8も気になってはいましたがレビューしている人が多かったのと店頭で試聴して悪くない感じだったのでEARIN M-2に決めました。
EARIN M-2
スペック
ドライバータイプ | バランスドアーマチャー |
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電気抵抗 | 22Ω |
ドライバーサイズ | 6.5mm |
周波数応答 | 20Hz~20KHz |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
Bluetooth コーデック | AAC、aptX、SBC |
Bluetoothプロファイル | HFP、HSP、A2DP、AVRCP、BLE、SPP |
Bluetooth動作範囲 | 約10m |
バッテリー | 60mAh(イヤホン) 600mAh(充電ケース) |
再生可能時間 | 約4時間(イヤホンのみ) 約14時間(充電ケース利用時) |
充電時間 | 約75分(イヤホン) 約90分(充電ケース) |
防水規格 | IP52 |
重さ | 3.6g(イヤホン) 56g(充電ケース) |
その他 | MiGLOテクノロジー(NFMI)採用 ノイズリダクション機能(通話) トランスパレンシー機能 モーション検出機能 |
付属品 | 充電用USBケーブル、シリコンチップ、 フォームチップ、マニュアル |
パッケージ
この時点ではパッケージは特徴的な感じには見えません。
横から見るとコルクが使われているのが分かります。
くり抜かれたコルクの中にEARIN M-2本体や付属品が入っています。なかなかユニークなパッケージです。
付属品
付属品はパッケージの部分に載せた写真にある様にUSBケーブルと更に黒い袋に入っていたイヤピースがフォームタイプのものがイヤホンに装着済みの物を含めて3サイズ、シリコンタイプの物が2サイズ付属しています。
外見
イヤホン自体のデザインは割りとシンプルな感じです。
タッチセンサーになっているイヤホンの上部にはEARINのロゴが複数入っていて個人的にはあんまりかっこよくないと感じます。
他の完全ワイヤレスのイヤホンと比べるとEARIN M-2のサイズが小さいのがよく分かると思います。
バッテリーケースは筒型でイヤホンはスライドしてケースに収めます。ケース自体はアルミ製で質感は高いです。
他社のバッテリーケースと比較すると縦長なのでそこそこ場所を取るかなと思います。
電池持ち
イヤホン単独の電池持ちにはそこまで私としてはこだわりは無いですが実測で3時間強持つ程度で公称の最長約4時間には及びませんでしたが特に問題はないでしょう。
また、バッテリーケースで3回充電出来るので十分だと思います。
Bluetooth
バッテリーの残量表示に対応しています。スマートフォンが残量表示に対応していなくても専用のアプリを入れると表示する事が出来ます。
BluetoothコーデックはAACとaptXに対応していますのでAndroidユーザー、iOSユーザーのどちらにもオススメです。
Bluetooth接続
ペアリングはケースから取り出すとペアリングモードになるタイプです。再接続はケースから取り出すだけで行なえます。
EARIN M-2は2つの内どちらも親機になれます。具体的にはEarinと言う名称のデバイスが2つ表示されどちらともペアリング出来ます。
接続安定性
接続安定性は十分に高いです。私が持っている完全ワイヤレスのイヤホンで比べるとAnker Zolo Liberty+ >EARIN M-2>ERATO VERSEと言った順番かなと思います。
NFMIを使っているおかげか左右に首を振っても途切れる事はないです。
音質
確かに籠もっていると言われてもしょうがないかなと言う感じの音では有ります。イヤーピースをコンプライみたいな物からシリコンのものに変えるかなり改善しますがやはり少し籠もっている感じがします。
音のバランスは低音よりな感じです。量は多いですが軽い感じです。
高音部分や中音部分は綺麗に音が出ている感じがします。
最初に籠もっていると書きましたがZolo Liberty+やERATO VERSEと比べるとBAなのと価格の差が有ってEARIN M-2の方が解像感は上の気がします。
音楽を流して入れば気になりはしませんが、他の機種比べても結構ホワイトノイズが多めなので曲間などで気になります。
トランスパレンシー(外音取り込み機能)
音量の調整や近距離、遠距離の設定が行なえます。
トランスパレンシーはオン、オフの設定に加えてオートの設定があり、音楽を流していない時に自動的にトランスパレンシー機能を有効にし、音楽を再生している時は無効に出来ます。
やはり、音楽を流している時はあまり外の音が聞きたい事が少なく、逆に音楽を止めて周りの音を聞きたいときにイヤホンを外す手間や設定を変更する必要がないのはかなり便利です。当然ですがオンに設定しておけば音楽を再生中でも外音を聞くことが出来ます。
他の機種でも感じた事ですがトランスパレンシーで取り込んだ音にはかなり違和感があります。聴くこと自体は問題有りませんが高音部分が強く聞こえます。
装着感、遮音性
イヤホンが軽く小さく形状も耳に沿った形なのでつけ心地はすこぶる良いです。
耳につけていてもほぼ出っ張らないので目立たないと思います。
遮音性はカナル型のイヤホンとしては若干良くないかなと思います。
ボタン
EARIN M-2のボタンは静電気式のタッチセンサーでタップした回数やロングタップで再生、停止、次の曲などの操作が行なえます。
物理ボタンタイプの物より軽い動作で操作出来るのはラクですが、イヤホンの位置を調整する時などに誤操作しやすいかなと言う気もします。
ボタンの割り当ては以下の通りです。
- タップで再生
- ロングタップで音声アシスタント起動(Google Assistant、Siri)
- 音楽再生中にタップで一時停止
- 音楽再生中に2回タップで次の曲
- 音楽再生中に3回タップで前の曲
- 音楽再生中にロングタップで音声アシスタント起動(Google Assistant、Siri)
- 着信時にタップで受話
- 着信時に2回タップで受信拒否
- 通話中に2回タップで通話終了
- 発信時に2回タップでキャンセル
アプリ
上記のアプリを入れる事でトランスパレンシー機能の設定やバッテリー残量の確認などが行なえます。
まとめ
音のバランスはあまり良くない感じですがイヤホン自体の小ささやタッチセンサー、トランスパレンシーのオート設定など使い勝手の部分はなかなか良いです。
地味に便利なのは左右がなく自動的に設定されるのでイヤホンを着ける時に左右を気にしなくて良い点です。
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