Galaxy S10(SM-G973F/DS)を購入したのでレビューします。
Galaxy S10はGalaxy S10シリーズの4機種Galaxy S10 5G、Galaxy S10+、Galaxy S10、Galaxy S10eの内真ん中のサイズの6.1インチのディスプレイを搭載したスマートフォンです。
Galaxy S10(SM-G973F/DS)
スペック
OS | Android 9.0 Pie |
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カラー | Prism White、Prism Black、Prism Green、Prism Blue |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855/Samsung Exynos 9820 オクタコア |
ディスプレイ | 6.1インチ 3040×1440 WQHD+ 19:9 HDR 10+ 有機EL |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 128/512GB |
バッテリー | 3,400mAh |
急速充電 | USB PD、AFC、Quick Charge 2.0 |
ワイヤレス充電 | Fast Wireless Charging 2.0、WPC、PMA、Wireless PowerShare |
カメラ | リアカメラ 1,600万画素 超広角 123度 F2.2 リアカメラ 1,200万画素 広角 77度 OIS F1.5/F2.4 リアカメラ 1,200万画素 望遠 OIS 45度 F2.4 フロントカメラ 1,000万画素 80度 F1.9 |
サイズ | 149.9×70.4×7.8mm |
重さ | 157g |
同時待ち受け | LTEとLTEの同時待ち受けに対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax MIMO |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
microSDスロット | microSDXCまでの対応(nanoSIMスロット一つと排他) |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
USBポート | USB Type-C |
センサー | 超音波指紋センサー、HRセンサー、圧力センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、加速度センサー、地磁気センサー、RGB光センサー、気圧計、ホールセンサー |
防水、防塵 | IP68 |
オーディオ | Dolby Atmos、ステレオスピーカー、 Dual Audio(Bluetoothデバイスでの同時再生) |
パッケージ
パッケージは引き続き黒を基本にした感じです。
Galaxy S9シリーズまでと異なり横に開く巻いてある形状からよくある上に持ち上げて開く形になりました。
S10文字が大きくなったのでパッケージから受ける印象もことなって見えます。
裏目には各種スペックや製造番号などが書いてあります。
パッケージを開けるとスマートフォンが見える構造になっています。ケースなどが入っている箱は蓋の部分に嵌っていて緩衝材になりつつスマートフォンは直ぐに見える梱包方法です。
付属品
付属品はACアダプター、データ移行用アダプター、SIMピン、ハードケース、USBケーブル、イヤホン、イヤピースです。
常についているのかよく分かりませんがパッケージに貼ってあったシールの通り128GBのmicroSDカードも付属しています。
輸送用かと思いましたがディスプレイに予め保護フィルムが貼ってあります。角は覆われていませんが綺麗に貼られています。また、インカメラの部分は切り抜かれています。
フィルムの角の部分を拡大した写真がこちらです。角と横の部分は結構覆われています。
直ぐに剥がしてしまったので滑り具合は分かりませんが割とペラペラな感じでした。
外見
表面はすこぶるシンプルです。画面を消しているとカメラ部分も目立ちませんし、上部にスピーカーが有りますが細く小さいので存在感が有りません。
今回私が購入したのはPrism Greenのカラーですが青っぽい様な緑で光の反射具合がとても美しいです。
また、背面のカーブ部分にかけて銀色に変わりそのコントラストもキレイです。
左側には音量ボタン、Bixbyキーがあります。横の部分も光沢仕様でグリーンにキラキラと輝いています。
電源ボタンは右にあります。
アンテナラインが左右に移動しているのも違いです。
下側はイヤホンジャック、USBポート、マイク、スピーカーがあります。下側のアンテナラインの位置は大きな違いは有りません。
上部にはマイク、SIMスロットがあります。センター付近にアンテナラインがありここはあんまりカッコよくは無いです。
ディスプレイ上部には小さくスピーカーがあるのが分かると思います。
明るく補正をかけたので分かると思いますがインカメラがあります。ディスプレイが点いた状態だと目立ちますが自然な感じです。
SIMスロットはSIM2側はmicroSDカードと兼用になっています。
引き続きプラスチック製で耐久性が心配なのでここは金属製に変えて欲しいです。
比較
左からGoogle Pixel 3、Galaxy S10、Galaxy S9+です。
左からiPhone X、Galaxy S10、iPhone XR、iPhone XS Maxです。
左からHuawei P20、Galaxy S10、Huawei P20 Proです。
他のベゼルレスのスマートフォンと比べても画面サイズの割に本体の大きさが小さいのがよく分かると思います。
すべてのスマートフォンで最大輝度で撮影していますがGalaxy S10は画面が明るく鮮やかなのが写真でも分かります。
ソフトウェア
One UIのナビゲーションキーの設定はジェスチャーも選択可能です。
従来の3ボタンタイプでもAndroid Pieからのボタン2つのホームキー、バックキーのホームキーを横にスライドしてアプリを切り替える機能が使えます。
この機能はアプリを大量に開いていない時一つの動作で直ぐにアプリを切り替えられ便利です。
タスク画面はAndroid Pieから全て閉じるの位置が下に移動した程度の変更です。ポップアップ表示や分割表示に一手間必要であんまり好きではないです。
Digital WellbeingもPixelやOneでないのに登載されています。
今までのGalaxyの機能に加えてBixbyキーの割当を変更できる機能を追加したのは割と驚きです。
Galaxyは機能が豊富なのでロック画面にも色々な設定があります。
指紋認証
Galaxy S10が採用しているのは超音波式の指紋センサーです。
別個の指紋センサー部分がある訳でなく、ディスプレイ部分の決まった位置に指を置くと認証されます。
画面がoffの状態でも指を置くことで認証され画面が点きます。
目安になる表示が画面がoffの状態だとないので置く位置が合っていなく認証できない時が有ります。
少しずれていて認証が失敗した場合は指を置く場所が表示されるので二度ミスが起こるという事はないと思います。
認証の速度は通常の静電容量式と比べて遅いという事はないです。Huaweiの機種の異常に速い認証速度に比べると負けますが速度に不満は有りません。
認証精度も置く位置が誤っている場合や指を離すのが速すぎた以外は認証できないと言う事もあまりなく好感触です。
ディスプレイ
Galaxyの有機ELのディスプレイは鮮やかで発色がよくそれでいて有機ELで有りがちな最高輝度の低さもなくスマートフォンの画面としては最高峰だと思います。
カメラ
今回新たに採用された超広角のカメラと言うとLGが採用していてデュアルカメラでは望遠側のカメラが搭載される事が多い中パース(歪み)が強い写真を撮れる超広角のカメラはなかなか面白い物でした。
Galaxy S10では超広角、広角、望遠の3つのカメラがあり、集合写真や景色を広く切り撮るのやパースの強い写真を撮る事ができる超広角のカメラ、普段使いに最適な汎用性の高い広角のカメラ、そして遠い物を撮ったり、遠近感が小さく撮れる望遠のカメラが載っています。
広角のカメラにはGalaxy S9から引き続き、絞りが調整可能で夜は開放で明るく、昼間はボケすぎない様に絞って撮る事が出来ます。
プロモードでないとf値は自分で設定できませんがオートだと前段に書いた様な設定がされています。
カメラアプリの画面はこんな感じで超広角、広角、望遠をタップ一つでスムーズに切り替えできます。
samsung SM-G973F (1.8mm, f/2.2, 1/33 sec, ISO320)
samsung SM-G973F (4.32mm, f/1.5, 1/50 sec, ISO250)
samsung SM-G973F (6mm, f/2.4, 1/17 sec, ISO250)
samsung SM-G973F (4.32mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO200)
samsung SM-G973F (4.32mm, f/2.4, 1/100 sec, ISO200)
大した写真ではないですが一応超広角、広角、望遠の映る範囲の確認にはなると思います。
食べ物の色合いは実際より濃く写り美味しそうに見えます。
ベンチマーク
Antutu Benchmark
総合スコア | 328468 |
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CPUスコア | 99869 |
GPUスコア | 147937 |
UXスコア | 68380 |
MEMスコア | 12282 |
Geekbench
シングルコアスコア | 4499 |
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マルチコアスコア | 10067 |
アクセサリー
Spigenのウルトラハイブリッドを今回も買いました。少し前のモデルから恐らく密着防止用の穴が有るようになってしまいそこからゴミが入るのでその点が少し残念ですが透明感や握り易さなど使いやすいケースです。 フィルムはG-ColorのTPUフィルムを購入しました。TPUフィルムなので多少凸凹する感じは有りますが滑りもそんなに悪くないです。横の部分はウルトラハイブリッドを着けると丁度いい感じの幅で縦は元々ついているフィルムより覆う範囲が狭い感じです。
フィルムをつけていても超音波式指紋センサーで指紋認証が出来ないという事はありませんでした。
恐らく空気層が有るような端の部分のみ接着するガラスフィルムで無ければ使えそうです。
ネットワーク
何故かGalaxy S10ではau VoLTEとdocomo VoLTEが使えました。
Y!mobile SIMではVoLTEは使用出来ませんでした。VoLTEが使用可能なSIMでは設定画面にVoLTEの設定が出てきます。auのSIMでは原因は分かりませんがピクトにVoLTEのアイコンが出ませんがドコモでは出ています。
まとめ
正直なところパンチホールでステータスバーが太くなっているのはかなり気になります。
ディスプレイの占有率が更に高くなったのでまあ仕方ないかなと思います。
今回は+でなくてもメモリー容量が8GBあり、トリプルカメラ搭載と劣る部分があまりなくなりました。
厳密に言うと機能面ではインカメラが+では深度測定用が追加されて、デュアルカメラになっている点とGalaxy S10+の最上位モデルは1TBのストレージと12GBのメモリー容量が有るので最上位モデルを買う人にとっては差は有るのかもしれません。
今回新たに採用された超音波式の指紋センサーは認証速度も悪くありませんし無駄な物がない感じがしていいと思います。
先進的な機能を載せつつバランスがいい感じでAndroidスマートフォンを買う時有力な1台だと思います。
国内版
コメント
S10迷っていて大変参考になり買いたくなりました
良ければ購入先を教えていただけますか?
また、韓国版、日本のキャリア版のようにカメラの音が消せないとかはありませんか?
よろしくお願いします
購入先はeBayのnever-msrpになります。
カメラのシャッター音はマナーモードだと無音です。
参考になりましたら幸いです。
S10 SM-G973F/DS
を購入して、auのsimを入れて使用しておりますが、着信時に問題があります。着信した時に応答しても相手の声が10秒程度聞こえません。私の声は相手に聞こえている見たいです。私からの発信時はちゃんと最初から問題なく会話が出来ます。auのsimは挿入しただけで、なんも設定等はしておりません。なんか設定が必要なんでしょうか?それともauは使えないのでしょうか?
自分で試した限りでは特にそういった不具合は出ていません。
国内のキャリアやSIMフリー市場向けで出ていて試験を通っている訳ではないので多少の不具合は仕方がないかなと思います。
一応確認ですがLTE NET等をAPNに設定していますか?
ありがとうございます。
もうすぐ楽天モバイルに乗り換えるので、その時にAPNを確認して設定して見ます。ありがとうございました。
何度もすみません。この機種でWireless PowerShareを使ってみたいのですが、プルダウンメニューには設定がありません。どうすればいいか教えていただけませんでしょうか?
設定の中にも無かったので、機能として無いのですか?
設定の中にはないようですがクイックセッティングパネルから使えます。クイックセッティングパネルにない場合はクイックセッティングパネルのメニューボタンからボタンの順序を押しワイヤレスパワーシェアを追加してください。
本当に何度もすみません、クイックセッティングパネルって言うのはどこから入れますか?
ステータスバーを下げて更に下げるとメニューボタンが表示されます。メニューボタンを押し更にボタンの順序を押しワイヤレスパワーシェアを追加が表示されます。